名古屋ゲストハウスの中でも特に安いと人気なのが「わさび(WASABI)」です。なんと「1泊2200円~」でチェックインも24時までと深夜まで対応しています。外国人観光客に大人気のゲストハウスでして、国際色が名古屋の中で一番強いゲストハウスといえます。
宿代にお金をかけたくない派の人の名古屋旅にとって、かなりお役立ちゲストハウスだと思います。その安さにしては設備も結構しっかりしていて、安かろう悪かろうではないところが「わさび」の人気の秘訣なのです。女性ドミトリーに宿泊してきましたので、使い心地と口コミ・レビューの感想記事を書きます。
目次
名古屋駅から徒歩5分!駅近の名古屋ゲストハウス「わさび(WASABI)」
名古屋駅からのアクセスは抜群です。名古屋駅「太閤通口」から徒歩5分。あっという間に到着!…かと思いきや、グーグルマップが上手く読めない情弱ぶりを発揮して、超迷ってしまいました。ちょっと細い通りにあって曲がりそびれてしまいました。お隣にはオトナのDVD屋さんがあります(笑)
▲入り口はひらけているので入りやすい雰囲気。
綺麗で部屋食があるコスパの良い温泉宿にゆったり泊まる…そんな旅も素敵ですが、私は、”とにかくたくさんの地域に降り立ちたい” という欲望が強いため、宿にはお金を使わず、旅の回数を増やしたい派です。割とサバイバルがちな旅が好きなので、漫画喫茶やこういったゲストハウスをいつも使わせてもらってます。
宿泊施設を運営している人と、ほどよく関われる宿が好きですね~。「民宿」の距離感が一番好きかも。他にも、諏訪のマスヤゲストハウスがすごく良かったです。ああいうタイプのゲストハウスが個人的に一番好みだったりはします。
旅館はそんなに好きじゃないですね…と、老舗旅館の元仲居の私は思うのでした(笑)旅館の贅沢な空間の裏側を全部知っていると、まあアレなのです。
チェックインをする!パスワードカードを貰う(失くすと200円)
さて、さっそくチェックインしました。チェックインすると、このようなパスワードが書かれたゲストカードが配られます。男性専用階、女性専用階と分かれているフロアもありまして、ドミトリー階の入り口に鍵がついています。
▲パスワードが書かれたカード。失くすと200円取られるので要注意。
1階はフリースペースになっています。広々としていて、飲食できます。観光本やパンフレットも置いてあって、自由に読むことができます。ドリンクバーやら電子レンジやら、諸々の備品も揃ってます。
ドリンクは飲み放題、お味噌汁もありました
冷蔵庫と電子レンジ、ちょっとしたお菓子やカップ麺が販売
わさびのすぐ近くにローソン(徒歩1分)があるので、わざわざここでお菓子とかカップ麺とか買わなくていいかな、というのが正直な感想ではありますが、めんどくさがり屋さんはここで購入することもできます。
「FREE POST CARD」日本の名所がポストカードに
1階フリースペース窓際カウンターには、自由にもらえるポストカードが置いてあります。名古屋の観光名所はもちろん、浅草や京都等のスポットのカードも。外国人宿泊客に喜ばれそうです。
▲これは、名古屋城本丸御殿の襖絵ですね
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喫煙所は入り口付近のテラスにて
もちろん、ドミトリー内禁煙です。吸う人はお外で。タバコは入り口付近のテラスにて吸うことができます。
以下のように、階が分かれています。1階は受付と食事スペース、2階「紅葉」は男女共用大広間、4階は男女共用ドミトリー、3階「富士」は男性専用ドミトリー、5階「桜」が女性専用ドミトリーです。
下駄箱は1階にありまして、靴を脱いでからエレベーターに乗ります。かなり多くの靴が下駄箱に入っていましたし、外国の方が多いので、目印のタグ(下駄箱に置いてある、自由に使ってOK)は必ずつけておいた方がいいです。無難でよくある靴の場合は特に。取り違い事件、何度か起こってるんじゃないかなと思います。
さて、「桜」の階に到着です。ドミトリー室に入るところにも鍵がついていて、先ほど貰ったカードに書かれたパスワードが必要なはず…なのですが、実際に利用してみたところ、常にドアはオープンでした(笑)むしろ、一度も閉まっているところを見ませんでした。パスワードいらないっていう。
まあめんどくさいですからね。トイレ行ったり、洗面所行ったり、トランクルームへ行ったりするたびにパスワード入れるのは結構大変ではあります。しかし、このようにルールが若干蔑ろになっているところは、貴重品管理に要注意です。
雑然とした空気が漂うところでは、盗難事件が起こりやすいです。私はトイレでも風呂でも、トランクと分けたリュックにパソコン、財布、スマホ等の貴重品を全て入れて、体から全く離さないようにしていました。
わさびの女性専用ドミトリー個室(¥2500/日)の寝心地は◎!朝まですやすや、ただし防音が…
こちらが女性用ドミトリーです。かなり多くの人数が寝泊りできる空間です。こうやってみると、小屋みたいでちょっと切なくなりますね(笑)まあ、1泊2500円しか払ってないので、こんなもんです(ちなみに、男女共用ドミトリーだと1泊2200円で済みます。)
1泊の金額は日によって変動しますので、事前にチェックしてください。平日は基本的に、共用ドミトリーが2200円、男性専用・女性専用ドミトリーは2500円。金曜日は3000円台に上がり、土曜日は5000円あたりまで上がることもしばしば。正直、ここで5000円も払うんだったら、その日は諦めて漫画喫茶へ行った方が良いと思います。
私が寝たドミトリーはここ!きれいだった!
ここで寝ました。中の広さは普通です。大人一人寝るには十分な広さです。結構キレイで、そこが高ポイント!もちろん、漫画喫茶のフラットシートよりは数倍居心地良いです。
全ドミトリーにテレビがついてます。そして、テレビの前には折り畳み式のパソコンデスクがついてます、さらに読書灯もあります、最高。相変わらずヒマな時間は、ブログ書いてました。ここで書いた記事はこれ。
ドミトリー内に金庫がついてる!
各ドミトリーには、金庫がしっかりついています。ただ、小さいので財布とスマホくらいしか入らないです。パソコンは入れられません。
大きい貴重品ロッカーを使いたい人は、預り金1000円持って1階受付へ
ドミトリー室の外には、大きめの貴重品ロッカーもあります。ノートパソコンも15インチくらいまでなら余裕で入るサイズ。ただ、利用するには1階受付で預り金1000円を払ってロッカーキーをもらってくる必要があります。1000円は最後に鍵を返却すれば返ってきますが、ちょっとめんどくさい。
【防音は期待できない】ドミトリー同士は壁というより仕切りで区切られている
先日ご紹介した別のゲストハウス「西アサヒ」のドミトリーはしっかり壁があって、超さいこーな作りだったのですが、「わさび」は壁じゃないです、言うならば分厚めの板って感じ(笑)ところによっては、上部に15cmくらいの隙間が空いてます。
個人的な居心地度ランクを付けると「西アサヒ>>>わさび>>>>>漫画喫茶のフラットシート」ですかね。わさびは、ゲストハウスのドミトリーの中では、漫画喫茶寄りの部類です。
隣近所にどんな人が宿泊するかは運なので、これは施設側が悪いわけではないのですが、私の隣の部屋の人が、寝る前の時間帯にじゃがりこ食べ始めてましたねw ボリボリと噛む音とカップの中でじゃがりこたちの踊る音が響いてました。丸聞こえ。
なんだろうな、最近そういう人に出会う率が高いような気がするなぁ(ちなみにドミトリー内は飲食厳禁・喫煙厳禁です)
ドミトリー以外の設備を見てみる!全体的に ”清潔感” があってすごくきれいなので、安心して宿泊できます
シャワールームや洗面所等々、ドミトリー以外の設備を順番にご紹介します。
トランクルーム・スーツケース置き場|トランクをつないでおく鍵は貸してくれる
トランクはエレベーター横に置くスペースがあります。チェックインのときに、トランクをレールに結び付けておく鍵を貸してくれます(鍵は無料)黒のぐにょぐにょしているやつが鍵です。
洗面所にドライヤーは4つ
混みあいがちな洗面所は、同時に4人が使えるようになっています。1つ写ってないけど、ドライヤーも4つ。まあ大丈夫かなーとは思いますが、女性の中には長く居座っちゃう方もいらっしゃるので、出発前の混雑する時間帯はずらした方がいいかもしれませんね。早めに準備しとくとか。
洗面所には、乳液らしきボトルがありました。もし、化粧品を忘れたら、1階の受付でも売ってますのでご利用ください。近くのローソンにもアメニティ売ってましたので、そちらでも。
洗濯機と乾燥機はあったけど使えなかった(故障)
洗濯機と乾燥機はしっかりあったのですが、故障中とのことで利用ができない状態でした。別の階に設置されているものを使ってください、との貼り紙がありました。
トイレは個室が2つ、綺麗に掃除されていました
トイレは個室が2つ完備。トイレの個室内もきれいです。
▲中を写すのはどうかと思ったので、壁紙だけ。壁紙の感じから綺麗なのが伝わるかと思います。
シャワールームが3つもあったのは優秀!脱衣所もそれなりにスペースがあり
これだけ多くの人が同時に宿泊するので、シャワールームは3つついていました。それぞれ中に入ると脱衣所があり、そしてさらにシャワールームがあります。脱衣所にはもちろん、鍵がかかるので安心です。
シャワールーム個室
リンスinシャンプー、ボディーソープ、洗顔料がありました。化粧落としは無し。シャワーの勢いが、超強いです。外国仕様なのかな?結構痛かったです、指のささくれのところにシャワーが刺さって、皮が飛んでいきました(笑)
レンタル・販売品リスト一覧|アメニティ忘れても、小銭がもったいないけど何とか過ごせます
旅でバスタオルを持参するのは鉄則なのですが、忘れても大丈夫。レンタルタオルがあります。パジャマまで貸してくれます。他にも、充電器や自転車の貸出もありますね。
使い捨て歯ブラシは無料で配布(1階受付カウンターに置いてあります)
歯ブラシは使い捨ての物が、1階のチェックインカウンターのところにたくさんありますので、適宜持っていきましょう(無料) 歯ブラシは持ってきたはずなのですが、トランクの中で行方不明になってしまったので、貰ってきました。助かる。
以上、名古屋の安いゲストハウス「わさび」の宿泊レビューでした。格安値段にしては、施設内はかなり綺麗に保たれていて、気分が良かったです。ただし、防音は無理なので、他人の生活音には我慢が必要です。とりあえず、宿代をリーズナブルに抑えたい方には断然おすすめのゲストハウスでした。
ホステル わさび名古屋駅前の営業情報
- 住所:愛知県名古屋市中村区椿町13-5
- アクセス:名古屋駅「太閤通口」から徒歩5分
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