富山県魚津市『魚津神社』の御朱印を頂いてきました。魚津商店街の中に突然現れる木製の鳥居が目印です。
魚津市内の郷社神明社・杵築社・稲荷神社・火之宮神社・市姫神社の五つの社を合祀した神社なので、周辺では一番大きな神社です。元宮は神明宮です。
魚津神社の御朱印
越中魚津と入った魚津神社の御朱印です。金色の印は、神紋「五つ巴紋(ともえもん)」といいます。
魚津神社が再建により五社を合併した神社であることを示しており、魚津神社独自の神紋です。御朱印の初穂料はありません。
拝殿向かって右手にある社務所で頂くことが出来ます。
魚津神社の御朱印帳
木製の御朱印帳も頒布されていました。初穂料は1500円です。
▲魚津神社の社務所。
御朱印等の授与は、こちらの魚津神社の社務所で行われます。お守り・お札等もこちらです。
魚津神社について
「神明社」として702年に創建されたものの、天文年間の戦火で廃社。
天正年間(1573年~1592年)に、魚津城主の河田豊前守(かわたぶぜんのかみ)が社殿を再建しました。
河田氏が没落後には加賀藩主、前田家家臣の青山渡守(さどのかみ)が、魚津城代となった時代に社殿を増築しました。
昭和31年9月10日、魚津大火により金屋町鎮座の「稲荷社」、村木町鎮座の「火之宮社」、金浦町鎮座の「杵築社(きつきしゃ)」、新金屋町鎮座の「市姫社」が火災にあい、救出された御神体が神明宮に合併合祀されました。
五社も合祀されているので、祀られている神様は多岐にわたります。
- 天照皇太神(神明社)
- 建御名方命(神明社)
- 蒼稲魂命(稲荷社)
- 彦火火出見命(火之宮社)
- 素盞鳴命(杵築社)
- 大市比売命(市姫社)
- 建速須佐之男命(旧魚津城の鬼門除けの守護神)
- 櫛名田比売命(〃)
- 菅原大神・前田紀綱(勧請)
市姫神社
合祀された市姫神社の狛犬と社号額が境内に残っています。狛犬が2匹一緒に乗っているのが少し可愛らしい。
愛宕神社
境内の奥左手には愛宕社があります。写真だと分かりづらいかもしれませんが、愛宕社の拝殿は大人の身長よりも高いところにあるので、お賽銭が入れられません。
魚津神社の参拝情報
- 住所:〒937-0055 富山県魚津市中央通り1‐3‐28
- 拝観料:なし
- アクセス:富山地方鉄道「新魚津駅」・あいの風とやま鉄道「魚津駅」から徒歩20分位(富山地方鉄道「電鉄魚津駅」からも行けます)
- 駐車場:境内にあり
鳥居から富山湾の海が見える、景色が素晴らしい『魚津諏訪神社』もすぐ近くにあります。合わせて参拝してみましょう。
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