山梨県甲府にある『東光寺』は、鎌倉時代に創建されたお寺です。庭園が見事で、お堂周辺の枯山水も丁寧に手入れがされていて、美しいです。
場所は甲斐善光寺の近くで、徒歩7分くらいで行けますので(ただし道が難しいので迷う)一緒に参拝するのがおすすめです。
御朱印は庫裡の玄関で頂けます(書置きのみ)大きさが2種類ありまして、自分の御朱印帳に合う方を貰うことができます。
目次
東光寺は甲斐善光寺から徒歩数分!道すがらにはぶどう畑がずらり
甲府駅からお寺巡りをするのであれば、こんな流れはいかがでしょう。
- 甲府駅→かいてらす停(バス)
- 徒歩3分で「甲斐善光寺」
- 甲斐善光寺から徒歩7分で「東光寺」
さすが山梨県!ということで、至る所にぶどう畑があります。時期も時期だったので、ぶどうも良い感じにプリプリに成長しておりました。おいしそう。
甲斐善光寺からの徒歩ルートはグーグル様にナビをお願いしたのですが、ちょっと住宅街のくねくねした道を案内されてしまって、若干迷いました。こんな道を案内されたり。
▲(通ってよかったのかな)
よくわからない小さな道を抜けると、ぱっと開けた参道が表れました。山の緑に囲まれた綺麗なお寺です。
甲府、東光寺の御朱印と御朱印帳情報
東光寺でも御朱印がいただけます。御朱印帳はありません。庫裡玄関でもらうことができます。書置きのみの頒布ですが、以前は筆書きしていたようです。もしかすると、書き手さんのスケジュールによるのかもしれません。
法蓋山『東光寺』は武田信玄公が手厚く保護した臨済宗のお寺「甲斐百八霊場56番」
こちらは「東光寺」の中門です。山門だと思っていたのですが、帰ってから調べたらもっと手前に山門があったようです。見たかったなぁ。
- 山号:法蓋山
- 寺号:東光寺
- 宗派:臨済宗 妙心寺派
色とりどりの風鈴が吊り下げられていて、涼しげな音色を奏でていました。そして、緑が良い感じ。参拝したのは9月上旬、夏の清々しい雰囲気って素敵。
蘭渓道隆という中国の高僧が開山したといわれているお寺です。
東光寺の記念スタンプ「甲府五山」
デザインされているのは、薬師堂の仏殿ですかね。印影が若干潰れちゃってますが。
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設置場所は、中門入ってすぐです。
仏殿(薬師堂)は重要文化財、御本尊の薬師如来像が祀られている
こちらが、重要文化財に指定されている仏殿です。仏殿は開いていなくて、薬師如来像は見ることが出来ませんでした。残念…
仏殿の本尊として安置されている薬師如来坐像は、鎌倉時代に造られたもので、右手を曲げ手のひらを正面に向け、左手は膝のうえで薬壺をのせている一般的な薬師如来像である。
▲鐘楼と仏殿
お寺内は、綺麗な枯山水で囲まれています。また、お花や緑の木々が美しく、散歩しながら自然を楽しむことができるのも、東光寺の良いところです。
▲境内に敷かれた石畳の歩道
▲これは何だろう…?
東光寺の本堂
ご本尊は「薬師如来」です。仏殿は空いていませんでしたが、本堂は空いていました。中には入れませんが、お賽銭と手を合わせることはできます。
▲お堂の中のようす
参拝窓の手前には、このような人形が。七福神+タコが笑顔で収まっている木箱です。弁財天の塗装が剥がれてしまっていて、若干ホラー感が出ています…
▲水は出ていませんでした
東光寺は庭園も有名
この庭園は、中世の庭園様式と手法を踏まえ、中国の水墨山水画的な風景を凝縮させた、禅の精神世界の造形美が演出された名園で、蘭渓道隆による作庭との伝承があります。
本堂と庫裡の裏には、庭園が広がっています。昭和61年に保存工事が行われて、復元されたものです。禅の精神世界を表現した庭園です。当時の武将たちがこの庭園を観て、どんなことを考えていたんだろうとか考えるとちょっとワクワクしますね。
東光寺の参拝情報
- 住所:〒400-0807 山梨県甲府市東光寺3丁目3-7-37
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