信州下諏訪にある3つの温泉、旦過の湯・児湯・新湯をめぐる「三湯めぐり」をしてきました。三湯めぐりセットを片手にゆっくりと癒されてまいりました。三湯めぐり手形の料金は、700円でお手頃価格です。各温泉に1回ずつ入浴できる券とフェイスタオル、袋がついてきます。ちなみにタオルの色は3色あって、好きなものを選べます。
信州下諏訪温泉三湯めぐり
- 旦過の湯・児湯・新湯の三湯に入浴できる
- 児湯の休憩所を使える
- フェイスタオル・巾着袋がついてくる
三湯めぐりセット(700円)は、このような内容になっています。3箇所の温泉を全部巡る予定ならば、お得なセットです。巡る順番に決まりはありません。下諏訪駅の観光案内所、儀象堂内の観光案内所などで購入できます。
▲各温泉で入浴をするとしおりに利用済みの記念スタンプを押してくれます。
旦過の湯
湯田坂にある「旦過の湯」は、激熱湯舟が有名な温泉です。湯舟は3つあってそれぞれ温度が違います。一番熱いものは47℃で一般の観光客だと入るのが厳しいのですが、露天風呂ならまだ温度が低いので入れます。数年前にリニューアルしたばかりで、中はかなり綺麗で清潔です。
慈雲寺の修行僧のために建てられた温泉浴場です。温度が高い温泉で、切り傷によく効くとして武士が入浴していました。加水も加温もされていない源泉100%のかけ流し温泉です。
毎日通っている地元民の方々はしれっと47℃のお湯に入っててびっくりするのですが、話を聞くと「消毒のつもりで入ってる」のだそう。まさに修行です。
▲旦過の湯の記念スタンプ
旦過の湯の営業情報
- 場所:長野県諏訪郡下諏訪町3441
- アクセス:下諏訪駅から徒歩15分
- 時間:5:30~22:00(受付は21:30まで)
- 料金:230円
児湯
二湯目は「児湯」です。綿の湯源泉を引いています。児湯は割と広めの銭湯で、施設自体が他のところよりも多少大きめです。専用の大型駐車場もあります(無料)内湯も他よりは大きめなので、他の入浴客と距離がとれます。他人と近いのが苦手な人にはおすすめです。児湯の露天風呂は湯舟以外すぐ壁なので、閉鎖的で謎の空間になっています。
お湯が良すぎて子宝に恵まれるという昔話がありまして、入口には「児宝地蔵尊」がいます。
▲児宝地蔵尊。しもすわ開運めぐりのチェックポイントのひとつにもなっている。
▲児湯の記念スタンプ。他にも大きめの記念スタンプが別途あります。
児湯の営業情報まとめ
- 場所: 長野県諏訪郡下諏訪町横町木の下3477
- 時間:5:30~22:00(受付は21:30)
- 料金:230円(休憩所も使うなら600円)
- 駐車場:あり(無料)
新湯
三湯目は「新湯」です。昭和感があふれ出ているこじんまりとしたかわいい建物です。開湯は昭和2年です。マスヤゲストハウスから一番近くにある温泉です。
わずかに塩味を融資、豊富な成分のお湯がリューマチや神経痛によく効くため、女性客が多い。かけ流しの源泉。
中は見た目通り、それほど大きくありません。建物外観の懐古感に反して、脱衣所は清潔感がありました。児湯のようにゆっくりできるスペースはありません。さくっと風呂入って、パパッと帰る。そういう銭湯です。
▲新湯の記念スタンプ。
新湯の営業情報まとめ
- 住所:長野県諏訪郡下諏訪町御田町3154ー3
- アクセス:下諏訪駅から徒歩7~8分くらい
- 営業時間:朝5時半~夜22時(受付は21時半まで)
- 料金: 230円
- 駐車場:無(ただし近くに町営無料駐車場あり)
▲お風呂上りの八ヶ岳牛乳。諏訪に来てから何本飲んだかわからない。
以上、下諏訪の三湯めぐりでした。気持ちの良いお湯に入って、日ごろの疲れも吹き飛びますね!
すてきな諏訪旅をお過ごしください
▼三湯めぐりの他にも下諏訪には温泉がまだある。諏訪大社下社秋宮付近の「菅野温泉」もまたおすすめレトロ温泉のうちのひとつ。
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