桜山神社は盛岡城の三ノ丸跡にある、南部藩の総鎮守として信仰されてきた神社です。裏手には岩手山がそびえたちます。
国の重要文化財に指定されている南北朝時代の刀(国長作)が所蔵されています。
毎年5月25日~27日に例大祭が行われ、盛岡市内をお神輿が練り歩きます。冬の風物詩である1月26日の裸祭りがとても有名です。
桜山神社の裸祭り
無病息災、厄除け祈願です。地元盛岡市の若者がお風呂で心身を清めます。背中に注連縄を背負って、腰に藁を巻き、紙をくわえながら、独特の歩調で町中を練り歩きます。ちなみにくわえた紙の中には唐辛子が入っています。
無病息災、厄除け祈願です。地元盛岡市の若者がお風呂で心身を清めます。背中に注連縄を背負って、腰に藁を巻き、紙をくわえながら、独特の歩調で町中を練り歩きます。ちなみにくわえた紙の中には唐辛子が入っています。
無病息災・健康祈願の鳥帽子岩
桜山神社の大きな見どころは、巨大な「鳥帽子岩」です。盛岡城の三の丸付近に埋まっていた岩で、南部利直が掘り下げるように命じました。
いざ掘り出してみたら思ったよりも巨岩だったので、何か力の宿る岩なのだろうということで「お守り岩」として祀られてきました。
掘り起こされた当初から、鳥帽子岩の前で健康祈願の神事が行われるなど深く信仰されてきました。
岩の隣にある拝殿の屋根と比較してみると、巨大さがよりはっきりとわかる
境内社・南部稲荷神社
拝殿
長寿亀之助という名前がついている
境内には可愛らしい亀さんが置かれています。近くに置いてあるたわしで甲羅をこすって、長寿のご祈願をするそうです。
桜山神社の御朱印
桜山神社では御朱印の頒布もあります。拝殿左手の授与所でいただけます。
桜山神社の基本情報
- 拝観料:無料
- アクセス:盛岡駅からバスで「県庁・市役所前」下車し徒歩3分
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