尾崎神社(金沢市)は東照大権現を祀る、小さいながらも朱塗りの豪華な神社です。徳川家康公を祀っているため、別名「金沢東照宮」と呼ばれることもあります。天照大神、加賀藩主(3代)前田利常も祀られています。
各所に散りばめられた葵の紋を探すのも楽しいです。「金沢城の江戸」「北陸の日光」と言われることもあります。
尾崎神社の御朱印と御朱印帳
「加賀国東照宮」の文字がありますね。300円。拝殿右手の授与所で頂けます。
尾崎神社のオリジナル御朱印帳もあります。料金は1000円です。
尾崎神社の宮司さんは不在であることが多いと聞いていたのですが、授与所の窓口にはこのようなお知らせがありましたので、書き手の方はほぼ常駐されているようです。
▲尾崎神社の授与所
尾崎神社オリジナルのおみくじもあります。かなり細かく記されていて、そこそこシビアに書かれているようです。怖くて引けませんでした。え?
尾崎神社の歴史・由来
尾崎神社は寛永20年(1634年)に4代藩主前田光高が金沢城北の丸に天照大神、東照宮(徳川家康)、3代藩主前田利常を祀る東照三所大権現社として建立されました。
その後明治7年(1874年)に神仏分離令により尾崎神社と改称され、明治11年(1878年)に金沢城内に陸軍省が駐屯することになり、現在地に移築されました。
金沢城の鬼門の位置に徳川を祀り、他の大名が攻め込むのを抑止しようとした、という話もあります。
尾崎神社の拝殿は、重要文化財に指定されています。朱塗りの豪華な装飾がされています。扉や瓦など、様々なところに葵紋が誂えてあるのが分かります。
▲境内社の稲荷神社
金沢城の近くですので、定番の観光コースに加えて立ち寄ることが出来る神社です。小さな神社なので、所要時間は10~15分もあれば十分です。
尾崎神社の参拝情報
- 参拝時間:6:00~22:00
- 駐車場:あり(10台)
- 公共アクセス: 武蔵ヶ辻バス停から徒歩5分
- 拝観料:無料
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