JR篠ノ井線「姨捨駅」の車窓が素晴らしかった。
かなりの絶景だったのですが、写真だとあんまり伝わらないかなーと思って、久しぶりに動画を作ったら1分ちょっとを編集するのに1時間半もかかってYoutuberへの尊敬の念。
寝台特急?の利用者向けに、夜景バーなるものもやっていたことがあるらしくて、「景色」を武器に集客を行っている。
目次
日本三大車窓『姨捨駅』へ各駅停車で向かう
(上)姨捨駅に到着するちょっと前の景色
全然鉄道詳しくないので恐縮ですが、各駅停車じゃないと「姨捨駅」は通過するらしい(快速でも停まるやつもあるのかな、わからん)。
下車こそしないにしても、それなりに数秒間は駅に停車しててくれないと、窓から良く見えないため、車窓を楽しみたいなら各駅停車の列車に乗った方がいいと思う。
姨捨駅の景色を見よう@動画
電車からの景色とは思えないくらい、ひらけている。1分程度の動画。
ガタンゴトンの音聞きたいからBGMうざいと思う人は、つべで電車詳しい人が撮ったきちんと編集されているやつを見てください、、
もはや「姨捨駅」っていう名前の展望台
(上)良いポジションにちょうどお兄さんたちがいたけど、これも旅の一興。
目の前に広がるのは「善光寺平」。千曲川が流れている様子もすっかり見られる。昼間の景色しか見てないけど、夜景も綺麗なんだろう。
通常、駅で見られる景色ではない。リアルに展望台。
姨捨駅はスイッチバックをする駅としても有名
勾配の途中に作られた駅で見られる『スイッチバック』は、ジグザグに前進と後退を織り交ぜながら進んでいく進行方法のこと。先ほどの動画にもそのシーンがある。
仕組みはよく理解していないが、鉄道に詳しい方々の中では有名なようだ。箱根で強羅行ったときにもあった気がする。
スイッチバックが始まると、電車内に乗っている乗客の誰かが必ず「スイッチバックだ」と声に出して言ってるのが耳に入る。今まで篠ノ井線でここを通ったの5回くらいだが、毎回必ず誰かが言いたがる。
彼らにとっては、きっと言わずにはいられないくらいワクワクするものなのでしょう。
姨捨駅の由来は、育ての母親「姨」を捨てる話にある(諸説あり)
「姥捨山」 の話を聞いたことがある人は多いだろうが、「姥」というのは実母のことで「姨」は育ての親を指している。「姨捨」は、実母をなくした男性が母親代わりに自分を育ててくれた育ての親を捨てに行くという話。
「姨捨山(楠山正雄)」の話は、信州の姨捨の伝説を基にして作られたもの。とりあえず、全部後味が悪い話。
松本駅から長野駅に行くときに何度か来た(通り過ぎた)ことがあった「姨捨駅」だが、人に伝えようとするとその魅力に改めて気づく。
電車移動もただの移動ではなく、観光のひとつとして楽しめれば、旅の充実度も上がる。「姨捨駅」でした。
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