茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」では毎年4月中旬~5月上旬頃、丘一面を青色に染める「ネモフィラ(和名:瑠璃唐草)」が楽しめます。コキアやチューリップ、ひまわり、水仙と季節に応じて楽しめるお花は様々ですが、特に人気なのがネモフィラです。まるで青い絨毯かのように美しく咲き乱れる様子を一目見ようと、多くの観光客が訪れます。
目次
美しすぎる青い海!ひたち海浜公園のネモフィラ風景【写真】
ネモフィラ畑はどこの景色を切り取っても美しく、見ごたえ満点です。ひたち海浜公園では、毎年2種類のネモフィラの種を蒔いており、良く見ると違いが分かります。天気がよい日には、青い空と一面の青いネモフィラの絨毯で、全面が青いパノラマとなり、壮大で幻想的な絶景が堪能できます。
ネモフィラ以外にも季節の花々がたくさん!
ネモフィラ以外にも、ひたち海浜公園では季節折々のお花を楽しめます。ネモフィラと同時期に咲いていた菜の花も大変美しいです。
入園口からネモフィラがある「みはらしの丘」までの行き方
ひたち海浜公園の入園口からネモフィラが咲いている「みはらしの丘」までは、徒歩で10分弱かかります。ネモフィラの時期は、臨時で案内看板も立っているので迷うことは無いかと思います。
歩いて行ってもよいですが、園内には小さな周遊列車「シーサイドトレイン」があります(大人片道300円)。混雑シーズンには、入園口近くからみはらしの丘まで直行する便もありますし、遊園地に来ているみたいで楽しいので、ぜひ乗ってみるのもおすすめです。
名物!ネモフィラブルーソフトで小腹を満たす
ひたち海浜公園では、ネモフィラの咲いているみはらしの丘の近くで、軽食も販売しています。特に人気なのが「ネモフィラブルーソフト」。ネモフィラの青色を取り入れたソフトクリーム(ソーダ味)で、行列が出来るくらい並んでいることもあります。ネモフィラの時期は、天気が良ければ汗ばむような温かい気候なので、ソフトクリームは小腹を満たすのにぴったりです。
ひたち海浜公園のおすすめお土産
ひたち海浜公園のお土産には、ネモフィラをあしらった商品がたくさん展開されています。クッキーやマカロン、ハーブティーなどが人気です。みはらしの丘だけではなく、お土産屋さんの店舗内もネモフィラ関連商品で青に染まっていました。
ネモフィラ混雑がピーク時の楽しみ方と注意点
ネモフィラの見頃が4月下旬~5月中旬とあって、ゴールデンウィークの時期と重なっています。ピーク時には1日10万人もの来園者数が訪れることもあり、混雑必至です。
混雑の時期には、ネモフィラ畑や園内の一部が一方通行に規制され、戻ることが出来ませんのでご注意ください。もし人が少ないタイミングで写真を撮りたい場合は、開園直後を狙うしか無さそうです。また、ネモフィラ見頃の期間中でもGW中を避ければ、ピーク時に比べれば多少空いています。
ネモフィラの見頃の時期には、勝田駅から海浜公園までのバスは臨時で増便されています。混み過ぎてその便に乗れなくても、臨時で次のバスが来るかと思います。
国営ひたち海浜公園の基本情報・アクセス
名称 | 国営ひたち海浜公園 |
所在地 | 〒312-0012 茨城県ひたちなか市馬渡 字大沼605-4 |
営業時間 | 9:30〜17:00(時期により変動) ※ネモフィラ期間中は9:00開園 |
休園日 | 毎週火曜日 |
入園料金 | 大人(高校生以上)450円 ※ネモフィラ期間中は800円 |
公式HP | https://hitachikaihin.jp/ |
1日フリーきっぷがおすすめ!
東京から向かう場合、JR常磐線で勝田駅まで来ます。品川駅からいわき駅までを結ぶ、特急ひたち・ときわもあるので、停車駅の「品川駅」「東京駅」「上野駅」等から乗車すれば、勝田駅まで1本で行けてアクセス良好です。品川駅から勝田駅まで、特急に乗れば約1時間半です。
勝田駅から「海浜公園西口」までバスが出ています。ネモフィラの時期には臨時増便(直行便)もあるので安心です。バス乗り場では茨城交通社が販売している「1日フリーきっぷ」を購入するのがおすすめ。バスの往復料金+海浜公園の入園がこちら1枚で可能です。大人1枚1,330円(2023年4月時点)。バス乗り場付近に机を置いてスタッフの方が販売していますので、乗り場まで行けば分かると思います。
勝田駅の駅スタンプには、特急列車とネモフィラがデザインされていました。素敵なスタンプなので、こちらも記念に押して帰りましょう。
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