山梨県甲府の「甲府城」をご紹介します。100名城スタンプが設置されていて、甲府城スタンプ目当ての観光客の方々も多く見かけます。甲府城スタンプの設置場所は、後述の通り3か所あります。
甲府城は城跡が舞鶴城公園として開放されていて、甲府市民憩いの場になっています。天気の良い日にぶらぶら散歩すると、とても気持ち良いです。
目次
甲府城スタンプ設置場所は3箇所/時間
甲府城のスタンプの設置場所は、3つです。
- 稲荷櫓
- 公園管理事務所
- 恩賜林記念館
①稲荷櫓/9:00~16:30(入館は16:00まで)月曜休館
甲府城の中でも見どころである「稲荷櫓」の中に、スタンプが設置されています。入り口入ってすぐ右手にありました。時間は、9:00~16:30(入館は16:00まで)です。
稲荷櫓の休館日は月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)です。月曜は、別の場所でスタンプを押しましょう。
②公園管理事務所/8:30〜17:00
公園管理事務所でもスタンプを押すことができます。時間は、8:30〜17:00です。こちらは月曜日でも開館しております(年末年始は休館)。
ただし、コメントを頂いた方によると、年末年始であってもスタンプだけ外に置かれていて、外で押せる場合もあるそうです。
③恩賜林記念館/月曜含む平日
引用:富士の国やまなし観光ネット
甲府城の園内にある「恩賜林記念館」でもスタンプを押すことができるとの情報を頂きました。建物入り口に設置されています。こちらは月曜日を含む平日に開館しています。
甲府城のスタンプに関して、ご指摘および丁寧な情報提供をして頂いた方、誠にありがとうございます。感謝申し上げます。
甲府城(舞鶴城公園)の歴史
今から410余年前、豊臣秀吉の命により浅野長政・幸長によって甲府城は築城されました。
築城は、江戸の徳川家康をけん制する目的でしたが、江戸幕府が開かれると代々徳川一門や柳沢氏の居城となりました。
甲府駅から甲府城へのアクセス・駐車場
- 住所:山梨県甲府市丸の内1
- 電話番号:055ー227ー6179(舞鶴城公園管理事務所)
- 最寄り駅:JR「甲府駅」
- アクセス:甲府駅南口から徒歩10分
甲府城は、甲府駅南口から徒歩10分程度で到着します。甲府駅には改札内に駅弁屋さんがありますのでそこで買って、舞鶴城公園で食べるのもよさそうです。
甲府駅といったら「武田信玄像」です。南口にあります(駅を出て右手)甲府駅の有名な観光スポットです。
甲府城(舞鶴城公園)の駐車場
甲府城には、駐車場がありません。”公園駐車場”というものが併設されていますが、これは、「バス」と「身体の不自由な方」専用駐車場です。一般の観光客は利用することができません。周辺の有料駐車場を利用してください。たくさんあります。
おすすめの有料駐車場は、近くにある「山梨県庁防災新館」の地下駐車場です。平成25年にオープンしたところでして、甲府城で有名な「石垣」に関する石垣展示室の見学ができるからです。せっかく来たのですから、駐車する場所でも観光できたら一石二鳥ですよね。
内松蔭門
甲府駅から歩いてきた場合、内松陰門から入ることになります。石垣に囲まれていて、階段もとても立派です。
鉄門/伝統と現代建築の力で復元された門
鉄門(くろがねもん)は、明治初年に城内の他の建物と一緒に取り壊されてしまいました。しかし、甲府城の文化財的価値をより高めるために復元。2階部分には無料で入ることができます。
▲鉄門の2階(入場無料)
時間は、9時~16時半まで(入館は16時まで)です。鉄門休館日は、
- 祝日以外の月曜
- 祝日の翌日
- 年末年始(12月29日~1月3日)
甲府城の天守閣(天守台)/甲府の街を一望して景色を楽しむ
甲府城の天守閣跡(天守台)に上ると、一瞬にして視野が開けます。天守台はお城のシンボルです。天守閣があった場所ですね。
そこまで高くはなく、”絶景”とまでは言えないのが「山梨感」を感じる良きところであります。でも、晴れていれば見晴らしはとても良いですよ!
▲天守台へ続く階段です。
お城が建てられた当時の姿がそのまま残っています。
天守台はお城のシンボルとしての天守閣が建てられる場所です。
甲府城の稲荷櫓/入場無料
稲荷櫓(いなりやぐら)です。入館料無料。開館時間は、9時~16時半(入館は16時まで)です。稲荷櫓の休館日は、祝日以外の月曜・祝日の翌日・年末年始(12月29日~1月3日)です。
城内の鬼門に位置することから艮櫓(うしとらやぐら)ともよばれ、江戸時代には武具蔵として使われていた建物です。
明治初年まで残っていたことが古写真などでわかっており、発掘調査でも2度にわたり建物を建築した痕跡…が見つかりました。今の建物は、…史料などをもとに、できるだけ当時の姿に復元したもの、平成16年に建築しました。
▲展示品の数々。
稲荷櫓は2階へ上がれるようになっています。せっかくなので、上ってみましょう。
2階には、縮小模型が展示されていました。
▲窓から見える中央本線の線路。
▲甲府城の火事跡
2017年7月に甲府城で火事が発生しました。現場はおそらくこちらだと思います。修復工事はまだで、そのまま残っていました(2017年11月現在)観光客のトイレとして利用されていたらしいのですが、屋根の崩壊具合を見ても、勢いがすごかったことがわかりますね。
▲稲荷櫓近くの城壁の穴から、城外を見てみた図。
甲府城の石垣の積み直し
甲府城の石垣は、積み直しをされているという特徴があります。それをしっかり観察できるのがこの場所です。二重の石垣が表れています。
解体調査をしたところ、中からもう1面、石段が出てきました。奥の石垣が先に作られたもので、大きく解体されている手前の石垣は、奥の石垣を埋めてつくられたものです。
鍛冶曲輪門
鍛冶曲輪と楽屋曲輪をつなぐ門です。明治の初めまでは残っていたものを絵図や発掘調査の成果をもとに、平成8年に復元しました。
鍛冶曲輪門(かじくるわもん)の手前には公園管理事務局がありますので、甲府城スタンプを押し忘れていたり、甲府城のパンフレットをもらい忘れたりした人は、立ち寄りましょう。
甲府城の近くで飲食/板前寿司をおすすめ
甲府といえば、ほうとうかもつ煮が有名ご当地グルメですね。しかし、甲府城の近くで飲食するなら、私は「板前寿司」をおすすめします。リーズナブルな値段でおいしい海鮮丼・寿司が食べられるお店です。
こちらは私が食べた「甲府鳥もつ煮」です。B級グルメとして甲府では有名ですよね。せっかくならばもつ煮もいただいておきたいところ。ただし、”もつ”がたくさん入っているのかと思いきや、レバーばっかりだったので(レバー嫌いな)私としてはちょいイマイチでしたが…。
甲府城を見学した後は「甲斐善光寺」か「武田神社」へ行くのがノーマルな甲府観光の流れかな? と思います。また「甲州夢小路」でワインの試飲をするのも良さそうです。
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