長野県松本のご当地パンの代表選手、パンセ小松の『牛乳パン』というとんでもないボリュームのパンをようやく手に入れました。結構売り切れているんですよね、この『牛乳パン』という代物。長野県では超絶スーパーポピュラーらしいのですが、私は最近知りました。
というか今まで見たことすらなかったわ、こんなやべぇ武器みたいなパン。ボリューミーすぎて、上手くやれば人でも討ち取ることができるんじゃないk…そんなことはありませんが、カロリー的には滅びのアイテムとなるかもしれない
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『パンセ小松』大正11年から地元松本で愛され続けてきた超老舗・信州民御用達のパン屋さん
大正11年から続いているなんて、よっぽど県民に愛されているパン屋さんということです。 そうでなければ、そんなに事業を継続することなんて出来ません。縄手通りからちょっと脇道を進むこと数分、松本のパン業界の上の方に君臨している「パンセ小松」が現れました。
パンセ小松の牛乳パンは、「けだまとりこの備忘録」【松本名物】雑誌でも紹介されてる噂の「小松の牛乳パン」やっぱり凄かった【松本土産】 という記事を見て知り、東京帰るまでにどうにか1回は行ってみたいと思っていたのでした。
信州民によれば、牛乳パンといえば「小松」。他県民からすると(そもそも牛乳パンって何ですか?)となってしまうのですが、信州では常識なので覚えて帰ってください。
昭和30年代からずっとこれ!愛され続ける白いパッケージに包まれた『牛乳パン(¥300)』
パンのスペックは、縦20cm・高さ9.5cm。「”パンの高さ” ってなんだよ」としか思えませんが、厚みがすごい。白地に紺色の文字の袋は、定番お馴染みパッケージです。
これだけデカければ、それは武器か枕かのどちらかです。まさかこれが「パン」であるとは。昭和30年代からずっと販売されてきた小松の牛乳パン。
ちょっとした辞書より分厚い気がします。ポケット六法よりは確実に分厚い。重さもずっしり。10時に行ったら無くて、10時半にまた出るとのことだったので、時間をおいて10時25分に行ったらすでにラスト1個でした。あぶねー。ぎりぎりでその1個を血眼になりながら購入。
長野県産の牛乳がパン生地に練りこまれている!
間に挟まっているのはバタークリーム。牛乳は、生地にしっかりと練りこまれています。使われている牛乳は、長野県産。
袋から出した瞬間、1日では絶対に食べきれないことを確信。2日かけて、複数人で食べきりました。苦難。
表面はこんがり焼かれて、カステラみたいな色合いです。生地自体にも甘味があります。
つめこまれたバタークリームはパン全体の40~50%程を占めていた
パンの高さは約9cmですが、そのうちクリーム部分は4cm、やばいところでは4.5cmありました。なんだそれは。
前評判で見ていた写真より、クリームの量が多いかもしれません。日によるのかな。これで1個300円です。
食べた感想
かぶりつこうにも、全力で開けた口の大きさよりも、パンの高さの方が勝利しているので、パクッとはいけません。やむなくちぎって、ちぎった欠片にクリームをつけて食べます。クリームはすごく軽くてふわふわです。これがバタークリームというものか。
甘すぎず食べやすいのですが、やはり量が量ですし、カロリー的な問題で全部食べたら滅びの歌が聴こえてきそうなので、やめておきました。今流行りの”シェア”をして、何人かで食べるのがおすすめです。
ネットか何かで有名になった小松の牛乳パンは、私のような通りすがりの客にも買い求められたりして、お昼には売り切れることもしばしば。1日150~200個くらい作るらしいのですが、それが全部売り切れるとは…只者じゃないパン屋。
美味しそうないんげんがいっぱい挟まってたので、気付いたらうっかり買っていました。ジャーマンポテトですから、いんげんの下にはじゃがいもが詰まっていまして、「いも×パン」という非常に危険な食べ物となっております。
ペロっといってしまいました。美味しかった。牛乳パンが一番有名ですけど、小松は他の総菜パンも美味しいです。照り焼きチキンが挟まってるパンも、超美味しそうで食べてみたかったけど、鶏肉に対する恐怖がまだ抜けてなかったので断念。
縄手通りに来たら、すぐそこなので小松パン屋にも寄ってみてください。それでは。
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