紀州東照宮は、徳川家康を祀った神社で関西の日光とも呼ばれる豪華なつくりの神社です。特に有名なのは煩悩階段とも呼ばれる「侍坂」です。楼門に向かって108段の階段がそびえ立ちます。楼門から眺める和歌浦湾の景色は素晴らしいです。
紀州東照宮の御朱印と御朱印帳
紀州東照宮の御朱印(300円)
紀州東照宮の御朱印帳
紀州東照宮のオリジナル御朱印帳もあります。黒と赤の2種類で、葵紋が大きくデザインされています。紀州東照宮では、紀北10社寺御朱印巡りやきのかわ六社寺四季巡りといったキャンペーンの間のみ頒布される限定御朱印を頒布していることがあります。
御朱印は今回、拝殿近くの社務所でもらいましたが、場合によっては階段の下にある東照宮会館で頒布していることもあります。
煩悩を振り払う階段「侍坂」108段を登る
侍坂
紀州東照宮といえば、煩悩階段「侍坂」です。これを登ることで煩悩が消えていく、ということですが確かに息も絶え絶えになり、余計なことが考えられなくなるので、物理的に煩悩を消す階段となっておりました。階段の下に賽銭箱があるのは、体が悪くて階段が登れない人でも参拝ができるように配慮されているからです。
遠くに望む和歌浦湾
この「侍坂」、登っている途中で振り返るとかなり恐怖を感じますので、前だけを見て無心で登ることをおすすめします。また自然豊かですから、虫が飛んでて当たってきたりします。びっくりして弾みで滑ったりしないように、十分注意してください。
楼門の豪華絢爛な彫刻を見ると「関西の日光」と言われるのにも納得です。彩色の派手さは日光東照宮そっくりです。
多くの歌人に「持ち帰りたい風景」と詠まれてきた和歌浦の景色
参道の急階段の他に、ユルイ坂も用意されている
関西の日光!徳川家康を祀る
「権現さま」と呼ばれて親しまれている紀州東照宮は、東照大権現(神格化された徳川家康)と南龍大神(神格化された徳川頼宣)が祀られています。徳川頼宣は紀州藩の基礎を築いた、初代藩主です。
楼門から拝殿の敷地までは無料で入ることができますが、社殿の中へ入るには有料です。大人500円ですが、和歌山バスの1日フリー乗車券を持っている人はクーポン券利用で400円になります。
紀州東照宮の基本情報
- 和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-20
- 073-444-0808
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