毎年10月第3土日に開催される川越まつりでは、豪華絢爛で彫刻が美しい山車が川越の町を練り歩きます。祭り開催時以外は、山車は「川越まつり会館」に展示されていて、一般の人でも見学することができます。
川越まつりは、平成28年にユネスコ無形文化遺産に登録((川越氷川祭の山車行事(川越まつり)))されており、世界的にも認められている祭りです。慶安(1650年頃)に始まったとされる氷川神社の例大祭が、徐々に姿を変え、今の派手な祭りになったといわれています。
川越まつり会館の山車展示ホールが一番の見どころ
パッと見ただけでもその豪華さと迫力に圧倒されます。華やかな装飾に目が行きますが、よくよく細かな部分まで見てみると、精巧に形作られている彫刻にも惹かれます。展示ホールでは映像が流され、案内人が解説をしてくれます。大型スクリーンに映された祭りの映像からは、参加者から溢れる熱気を味わうことができます。
(上)観覧券は一般300円。
地元の方(?)が新しく山車を作ろうとしたけど、あまりにお金がかかりすぎて挫折。かといってもったいないので、ここに展示することになったらしい作りかけの山車がありました。〇億とかかかっちゃうそうです、この木の枠組みだけで相当課金していて、後にも引きたくないけど先へも進めなくなった…そんな想いが込められた、行き場のない山車です。
川越まつり会館の営業情報
- 住所:川越市元町2-1-10
- 営業時間:9:30~18:30(4月~9月)、9:30~17:30(10月~3月)、入場は閉館の30分前まで
- 入館料:300円(小中学生100円)
- 休館日:毎月第2、第4水曜日(祝日の場合、その翌日が休館)、12月29日~1月1日
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