金沢の「石浦神社」といえば、お守りや御朱印帳がポップでかわいいものばかり、しかも縁結びのご利益ということで若い女性に人気のある神社です。石浦神社のご当地ゆるキャラのきまちゃんにも癒されますよね。
石浦神社の石の秘密 お守りの上袋に石浦大神様の石
石浦神社でお守りを受けると、その袋の中に石浦大神様の石を入れてくれます。石には、健康石・魔除石・開運石・学力向上石・恋愛石など種類が色々あります。これらの石は御祈願をされているものですので、財布やかばんに入れて大切に持ち歩きましょう。
お守りを頂いた時に、巫女さんがこの石について説明をしてくれているはずなのですが、人間、他人の話は聞いているようで全然聞いていないものでありまして、帰ってから「この石は何だ?」と疑問に思う人もいらっしゃるみたいですね。良く分からずに捨ててしまう、なんてことのないようにしたいですね。
石浦神社きまちゃんの由来
石浦神社といえば、今ではすっかりきまちゃんのイメージが浸透しておりますが、きまちゃんの由来は元々、石浦神社の宮司さんが発行していた「気まぐれ報」という広報誌に出てくるキャラクターでした。
石浦神社の御祭神は、大物主大神、大山咋大神、菊理媛大神、天照皇大神、天兒屋根大神、市杵島姫大神、誉田別大神などなど、そうそうたる神々であることから、石浦神社に参拝すると「何事も丸くきまる」としてそのご利益が信仰されてきました。
「気まぐれ報」というネーミングも、この「丸くきまる」にかけてつけられたものと考えられます。そしてその広報誌に登場していたキャラクターである「きまちゃん」が、いつの間にか、石浦神社の様々な授与品に登場するようになったというわけです。
石浦神社だけでなく、金沢の繁華街の片町や観光地の東山、金沢駅周辺に気まぐれに出没し、「何事も丸く決まりますよう、誰もが笑顔になりますよう」と奮闘中。
石浦神社の公式HPを見ると、ヘッダー部分に手書き感のあるきまちゃんがいるんですよね(笑) 宮司さんの直筆イラスト…かもしれません。
石浦神社の御朱印帳
御守りだけでなく、石浦神社は御朱印帳もカラフルでかわいいものが取り揃えられています。種類も豊富です。どれにしようか迷ってしまいますね。値段は1000~1200円。
▲石浦神社の拝殿がデザインされた御朱印帳も頒布されています。
石浦神社と玉泉院天満宮の御朱印
石浦神社では、石浦神社の御朱印だけではなく「玉泉院天満宮(=泉野菅原神社)」の御朱印も頂くことができます。泉野菅原神社は、菅原道真公と織田信長公が祀られている神社です。
泉野菅原神社は、前田利家公の正室である永姫の菩提寺玉泉院の鎮守です。菅原道真公が祀られているので、泉野天満宮と呼ばれたりもします。永姫は織田信長公の娘だったということで、織田信長公も一緒にこっそり祀った為、こういう形になりました。
▲お守り、御朱印はすべて拝殿右の社務所で頂ける。
▲逆さ狛犬は、石浦神社の見どころのひとつ。「石浦神社といえば逆さ狛犬」と連想する金沢市民も多いのだとか。雲を蹴り上げる様子を表したものといわれています。その彫りの緻密さ、そして繊細さが全国の狛犬ファンの心を虜にしています。
▲石浦神社の拝殿。
石浦神社の参拝情報
- 受付時間:9:00~16:00
- 駐車場:あり(20台)
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