円頓寺商店街の中心、「円頓寺」の特集です。円頓寺は、名古屋城の天守閣を創建した際に、余った材木でつくられた鬼子母神像が見どころです。といっても、御開帳は毎月18日だけなので、いつも見られるわけではないのが、残念なところです。
私が参拝したときは、ちょうど法事が始まったところでして本堂は入れませんでした。そそくさと退散。法事中等忙しくないときであれば、御首題も頂けます(書置き)
▲ 円頓寺商店街
長久山円頓寺(圓頓寺)|近年散策コースとして再び注目されてきた
円頓寺周辺は、昭和30年頃まで名古屋城の門前町としてかなり栄えていました。かつては、堀川駅という駅があり、さらに市電も走っていました。かなりの活気があって、賑わっていたのですが、今は衰退し、落ち着いています。
衰退した理由は、堀川駅と市電の双方が廃止されたことです。足がなくなれば、客は来ませんからね。人がいなくなれば、その町は衰退していく一方です。しかし近年、「四間道」を中心とした名古屋城下町の散策コースとして注目されていて、ブラタモリにも登場しました。
▲ ブラタモリ「名古屋・熱田編」で円頓寺・堀川が紹介された
長久山 圓頓寺について
日蓮宗。承応三年(1654年)普敬院日言上人により創建。当初は普敬院と称したが、圓頓寺と改められた。本堂脇の堂には、子どもの守護神にと、藩祖義直公の側室より寄進された鬼子母神像を安置している。
名古屋城天守閣棟木の余材で刻まれたこの像は、毎月十八日に公開される。
境内にある長久稲荷大明神
私が参拝したときは、ちょうどぴったし法事中だったのですよね。本当は、本堂の中を見学したかったので残念。その後も色々と巡る予定があったので、待たずにそのまま退散しました。
円頓寺(圓頓寺)の御朱印・御首題は書置きのみ
私は頂かなかったのですけれども、円頓寺では御朱印を頂けます。正確には、御首題ですね。書置きのみの頒布ですが、やさしいお坊さんが渡してくれるそうですよ!
隣の金刀比羅神社では「名古屋弁おみくじ」が有名!ぜひ立ち寄ろう
すぐ隣には金刀比羅神社があります。名古屋弁で書かれたおみくじが頒布されていて、これが結構有名です。珍しいですし、引いてみると楽しいですよ。
▲ 実際に引いた名古屋弁おみくじ
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