長野県の温泉といえば『白骨温泉』は外せません。今回は、その中でも結構メジャーな『泡の湯』へ行ってきました。入ると体に泡がまとわりつくぬるい炭酸の温泉と、白濁したあったかめの温泉に交互に入ってるとすごく気持ちが良いです。日帰り温泉の終了時間まで、ずっと入り続けてました、、ああ、至高。そして、もう一つ有名なのが、「混浴露天風呂」です。恥ずかし。
というわけで、入浴レポートをまとめます。
目次
白骨温泉『泡の湯』
泡の湯旅館は、明治45年創業の100年以上続く老舗です。建物もいい感じに味が出てきてます。
白骨温泉内には、白骨温泉公共露天風呂をはじめ、各宿が日帰り入浴を楽しめる施設を提供しております。各施設の源泉により、様々な特徴の湯を楽しむことができます。
ちなみにログハウスみたいなこちらの建物は社員寮だそうです。私は温泉旅館の仲居をやっていたことがありますが、長野県の仲居の中では「白骨温泉だけは(働きに)行っちゃダメ」が定説でした。
白骨温泉周辺の温泉旅館はシフトが超エグイ(らしい)ことで有名だったからです。それだけ人気の温泉なんですね。この日は雪も降っていて、こんな素敵な雪景色。
長野県内でも豊富な湯量、源泉かけ流しを楽しむ「泡の湯本館」外来入浴は14時まで(受付は1時30まで)
雪がすごくて案内の看板が埋まっているため、日帰り入浴の入り口は少しわかりにくいです。駐車場の脇から、建物の裏側に続く道を進みます。雪でもこもこになっている裏道。これから入る温泉を想像してちょっとわくわくします。外来温泉(本館)は大人820円で楽しめます。バスタオルは700円。
<信州でも随一の豊富な湯量>
ここ泡の湯の湯量は、毎分1,730リットルと白骨はもちろん長野県内でも随一の量を誇ります。ご家庭のお風呂(1420サイズ)で換算すると、1分間で約6.2杯分(約280L/杯)、1時間で約372杯となります。
中へ入ると、昭和な感じの内装!古びた雰囲気、素敵。
ぬる湯の話|炭酸が含まれている「泡の湯」がぬるい理由
男女別内湯には、「炭酸が含まれたぬる湯」があります。入浴すると、体に細かな泡がまとわりつきます。特にうぶ毛にいちいち炭酸泡が付きまくるので、ちょっとした集合体恐怖。でも楽しい。この「ぬる湯」、ぬるいのが良い温泉なのですが、「ぬるいから温めろ」とクレームを入れる人も少なくないようです(小声)。
確かにぬるくて体は温まりにくい(という気がするだけで、実際は結構温まる)のですが、隣に熱めのお湯がありますし、分かりやすくポカポカ温まりたいならそちらの湯舟に入れば良し。
温度上げちゃったら気体の溶解度下がるんで炭酸飛び出していきますから、泡がなくなってもはや炭酸泉じゃなくなることは少し考えれば分かります。ぬるいからこそ楽しめる炭酸温泉なので、加温しろとか言っちゃうとちょっと恥ずかしい…かもしれません。
泡の湯の「混浴露天風呂」はしっかりと混浴、青みかかった白濁の湯はバスタオル必須
水着着用の混浴は見たことありますが、本気の混浴は初めてでした。一応、バスタオルは巻いていいことになっていますが、ちょっと無理でしたね。青みがかった白濁のお湯で、素敵な源泉。ぜひとも入りたかったのですが勇気が出ませんでした。
露天のお湯はかなり濁っているので、しっかり浸かればお湯の中はあんまり見えません。といっても、お湯に浸かるまではどうするんだ!という女性のために、女性は脱衣所から露天の間にのれんがあって、そののれんの中でお湯に浸かってから、浸かった状態で外へ出ることができるようになっています。
のれんの手前でお湯に浸かるところまでは行ったのですけれども、のれんの隙間から男性2人組がアレな目つきでポジショニングしているのが見えてしまいました。自意識過剰って言われればそうなんですけど、あのポジショニングとのれんを凝視していた挙動がちょっとね、あれはナイ。口コミサイトでは「混浴といえど、まったくいやらしい感じはない」とのコメントが多かったのですが、主観ですから人それぞれ。
そのままUターンして、再び女湯の内湯へ行きました。露天も楽しみたかったですけど、内湯のお湯も素晴らしかったのでこれでOKってことにしましょう。
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