徳島駅前のそごう1階(歩道に面している場所)にある「あたりや」は大判焼き専門店。
通り掛けに謎の行列を偶然見かけて、覗いてみたら大判焼きのお店だった。大判焼きで行列ができるってどういうことだと興味が惹かれ、便乗して並んでみた。
徳島が誇る名店、あたりやの大判焼きを食べ歩き
並んでいる客層は主婦やサラリーマン、年配の方、男子高校生のグループ等々、老若男女ごちゃ混ぜ。どんな客層にもハマる大判焼きなんてよっぽど美味しいんだろうなとますます期待が高まる。
調べてみると、60年の歴史がある老舗だった。かなり地元で愛され続けてきたお店、徳島市民ならみんな知ってる…そんな感じのお店らしい。
店頭の大判焼きマシーンで、1個1個焼かれていく様子が見られるのが楽しい。
会計をしているお母さんは、一切無駄のない動きで素早く客を回転させていく。前のお客さんを見ていると「20個」「50個」とか頼んでいる人がいて、業務用…?とか思ったがむしろそれが普通な模様。あまりに大量買いする人が多いので、(私1個しかいらないんだけど大丈夫かな)と心配していた。
大判焼きマシーンから上がって来たばかりの商品をその場で紙袋(数が多い人は箱)に詰めて手渡してくれる。
(上)焼きたての大判焼き!
焼き立てカリッカリの大判焼きはたまらなかった。行列なんだから美味しいんだろうな~と、ハードルが上がっていたにもかかわらず、それを越えてゆく旨さだった。
特に中のあんこが美味しいと思った。甘すぎずでもちゃんと甘い、表現しずらいが「爽やかなのにずっしりした餡」。食べ口を見て見ると、色が通常見かけるものより濃かった。作り方に何か違いがあるのかもしれない。
これだけクオリティの高い美味しい大判焼きにも関わらず、1個70円の安さ。そりゃ大量買いするわけだ。手土産用や来客用に買っていく人が多いそう。
1個から買えたので、小腹を空かせた観光客には持って来いです。
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