『雨晴海岸』は、能登半島国定公園の一部で「日本の渚百選」「白砂青松百選」「世界で最も美しい湾クラブ」などに選出されている、非常に美しい海岸なのです。
雨晴駅の海岸から広がる富山湾、目に入るのは「女岩(めいわ)」です。そして遠くの方に見える立山連峰。雨晴海岸は、絶景が拝めるスポットなのです。
雨晴海岸と列車
雨晴海岸沿いを走るのは、JR氷見線の列車です。線路×海、という美しい光景です。電車の車窓からはもちろん、富山湾を眺めることができます。
▲JR氷見線の車窓の様子。これは「女岩」。
▲氷見線から見えたこちらは「男岩」。
▲雨晴海岸沿いを走る氷見線。
雨晴駅
雨晴駅の風情も素晴らしいです。まず、駅の隣が海。ホームからも絶景を拝むことができます。
午後になると、完全なる無人駅になるので、観光案内を受けたい人はお早めに。
駅内に設置されている記念スタンプも、観光案内カウンターが閉まるとそこにしまわれてしまう上、出してくださいとお願いする駅員さんすらいなくなるので(笑)時間には要注意です。
道の駅「雨晴」
雨晴駅の改札を出て、海を左側に見ながら海岸沿いを500mくらい進むと、道の駅があります。1階は観光案内、2階はカフェ&お土産、3階は展望台になっています。
2階は19時までの営業ですが、1階と3階は24時間営業らしいので、夜の雨晴海岸を楽しむために、利用するのもありです。
1階・雨晴観光案内所(記念スタンプ)
1階には記念スタンプが設置されています。案内カウンターのところに置いてありました。
2階・富山湾を眺めるカフェ
2階には、雨晴海岸を眺めながら軽食が食べられるカフェがあります。デザートやドリンク類のみの注文もOK。朝から何も食べないでうろうろしていたので、パスタを頂きました。
美味しかったですが、パスタ自体はよくあるものです。お値段1000円程の観光地価格です。
3階・展望台
3階は展望台です。自由に入ることができます(無料)
ちょっとしたリゾート地のような景色ですね。カップルが良い雰囲気で談笑していたので、ちょこっと割り込んで写真を撮って立ち去りました。え?
デートに最適です。
▲展望台から見下ろした雨晴海岸と氷見線の線路。
雨晴海岸に来たら、義経岩は見どころのひとつ。線路を渡ったところに、こんもりと岩と木々が固まっているところがあります。行ってみましょう。
▲青春系アニメに登場しそうな場所。
義経岩・義経社
この岩は「義経雨はらしの岩」といいます。
1183年に源義経が奥州を下っていたときに、にわか雨に遭って、この岩の下に家来みんなで雨宿りをしたという伝説があります。
義経岩のところから、海岸へ下りることができます。
▲義経岩の下は人が入れるようになっている。この穴の中で義経たちは雨宿りをしたのだろうか。遠くには女岩が望める。
▲雨晴海岸沿いを歩く。
雨晴海岸、いかがだったでしょうか。景観が素敵で、非常におすすめのスポットです。急いで観光して周るのではなく、知らない土地をゆっくり散歩するタイプの旅をしている人にはぜひ行って欲しい場所です!
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