和歌浦天満宮は、和歌山県にある菅原道真公(学業の神さま)を祀った神社です。紀州東照宮の隣にあるので、一緒に参拝する方が多いです。見ての通り、楼門へ続く階段がとんでもない急勾配ですが、足腰に不安がある方は左にゆるめの道があるので、そちらを利用しましょう。楼門から見える和歌浦の景色が非常に美しいです。
日本三菅廟(日本三大天神)
太宰府天満宮・北野天満宮とともに、和歌浦天満宮は日本三菅廟といわれています(※諸説あり)。学業の神様として有名な菅原道真を祀る天満宮のうち、日本でも代表的な3社をいいます。
太宰府天満宮・北野天満宮とともに、和歌浦天満宮は日本三菅廟といわれています(※諸説あり)。学業の神様として有名な菅原道真を祀る天満宮のうち、日本でも代表的な3社をいいます。
和歌浦天満宮の御朱印と御朱印帳
和歌浦天満宮の御朱印と御朱印帳は、楼門入ってすぐ右手にある社務所でいただけます。御朱印の挟み紙にも印が押されていました。
和歌浦の景色を見渡せる高台にある天満宮
高台に浮かぶ和歌浦天満宮
楼門
楼門からの景色
楼門からの景色は美しいです。和歌浦天満宮は、急勾配の階段を登った先にあります。観光される方は、水分補給や糖分補給に十分注意が必要です。参道の階段もボコボコしていて登りづらく、足元も悪いです。天気の悪い日は要注意です。
階段が急すぎて怖い方は、正面左にゆるめの道(女坂)があります。ゆるめと言いつつもこちらですらなかなかキツいですが、確かに正面の階段よりは幾ばくか楽です。
階段に圧倒される
拝殿
和歌浦天満宮は、菅原道真が大宰府に左遷されるときに和歌山に立ち寄ったことが由来です。天気が悪くて海が荒れていたことから、和歌浦に停泊しました。その時に歌を詠んだそうです。
菅原道真はなんで大宰府に左遷されたの?
学者の家系から出世して、道真は天皇からかなりひいきされていました。それが他の貴族から大きな妬みを買っており「道真は身分の低い家出身なのに、分をわきまえず天皇をたぶらかして謀反を計画している」とでっちあげられて、陥れられてしまいました。
学者の家系から出世して、道真は天皇からかなりひいきされていました。それが他の貴族から大きな妬みを買っており「道真は身分の低い家出身なのに、分をわきまえず天皇をたぶらかして謀反を計画している」とでっちあげられて、陥れられてしまいました。
菅原道真公を祀っていることから、和歌浦天満宮は学業成就のご利益があるとされています。境内には受験生が書いたと思われる絵馬がたくさんありました。
和歌浦湾を一望する景色を楽しみたい方におすすめです。和歌山に来たら、ぜひとも一度は立ち寄りたい神社です。
和歌浦天満宮の基本情報
- 和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-24
- 073-444-4769
- 9:00~17:00
- バス「権現前」下車から徒歩5分
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