『羽田七福いなりめぐり』に参加してきました。羽田七福いなりめぐりとは、粕谷駅から、穴守稲荷駅の周辺にある稲荷神社を巡るもので、「七福いなりめぐり」という名前からもわかるように、”七福神”かというとちょっと違いますが、羽田七福神と呼んでいる人も見かけますね。
開催期間は、お正月の1月1日~5日までの5日間だけ開催されています。
普通の七福神めぐりだと、この神社は大黒天で、あの神社は弁財天で…という具合に決まっていますが、こちらのいなりめぐりは、そういうのはなくって、ひたすら、羽田のお稲荷さまを巡るものです。
地域のおじちゃん達が一生懸命盛り上げようとしているのが伝わってくるので、それがすごく心あったまります。
目次
- 羽田七福いなりめぐりの注意点①記念品について
- 羽田七福いなりめぐりの注意点②無料配布『30周年記念御朱印帳』について
- 「糀谷駅」からスタート!
- 羽田七福稲荷めぐりの巡り方(授与品等)
- 【壱】東官守稲荷神社(萩中神社)
- 東官守稲荷神社の御朱印
- 【弐】妙法稲荷神社
- 妙法稲荷神社の御朱印
- 【参】重幸稲荷神社
- 重幸稲荷神社の御朱印を社務所でもらう
- 【四】髙山稲荷神社
- 髙山稲荷神社の御朱印
- 【伍】鴎稲荷神社
- 鴎稲荷神社の御朱印をもらう
- 羽田七福いなりめぐりにはオリジナルの『はさみ紙』があるんだよ!
- 【別格】玉川弁財天
- 玉川弁財天の御朱印
- 【六】白魚稲荷神社
- 白魚稲荷神社の御朱印には火伏の文字
- 【七】穴守稲荷神社
- 穴守稲荷神社奥之宮の御神砂を持って帰ろう
- 穴守稲荷神社の御朱印をもらって、記念品を貰う
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羽田七福いなりめぐりの注意点①記念品について
羽田七福いなりめぐりは、8箇所全部巡って満願になると、紙袋一杯に詰まった記念品一式を貰うことが出来ます。が、これは、一番最後に穴守稲荷神社へ参拝した場合しかもらうことが出来ません。
7箇所巡り終わって、最後の8箇所目を穴守稲荷神社にしなければならないということです。全部8箇所とも既に完成済みの御朱印帳などを穴守稲荷神社へ持ち込んでも、記念品はもらえないということです。
不正防止でしょうかね? たまによく知らないで、逆から巡っちゃってる人がいるっぽいので、記念品貰いたい人は、気をつけましょう。
ちなみに、紙袋一杯の記念品というのは、町内会の福引参加賞詰め合わせみたいな感じのものです。それはともかくとして、各箇所で100円ずつ、合計800円しか払っていないのに、こんなにいっぱい貰っちゃっていいんですか?感がすごいあります。楽しませようとしてくれてるのが手に取るように分かります。
羽田七福いなりめぐりの注意点②無料配布『30周年記念御朱印帳』について
2017年の羽田七福いなりめぐりが、ちょうど開始から30周年なのだそうです。
これを記念して、2017年1月1日から5日までに、羽田七福いなりめぐりを満願(専用御朱印帳でも持参した御朱印帳でも色紙でも何でもいい)した先着500人に、穴守稲荷神社で、記念御朱印帳を無料配布していました(既に終了)
私は、1月2日の午前から巡って、11時半過ぎに最後の穴守稲荷神社に到着しました。記念の御朱印帳を頂くことができたのですが、なんと私の時点で既に430番目でした。
羽田七福いなりめぐりの30周年御朱印帳のシリアルナンバーは、現在290431でした!あと少し! pic.twitter.com/OlIrXBJCyn
— 朝式部 (@asasikibu) 2017年1月2日
朱印帳を包んでいる紙に番号が書いてあって、それで何番目かわかります。結局1月2日に終了してしまいました。
私の参加した、1月2日のお昼前の段階でこの進み具合だったので、たぶん午後2時くらいには終わっちゃったんじゃないかと思います。こんなに早くなくなるとは、正直思っていませんでした。
「糀谷駅」からスタート!
こんな風にいたるところに、矢印があります。改札を出たら右です。
羽田七福稲荷めぐりの巡り方(授与品等)
羽田七福いなりめぐりの巡り方を解説します。色紙や御朱印帳など、何を持って周ったらいいのかご紹介します。
①専用御朱印帳(200円)を購入してそれに御朱印を貰っていく
専用御朱印帳といっても、三つ折りパンフレットみたいな感じ。紙です。一番最初の東官守稲荷神社、もしくは穴守稲荷神社で購入できます。他の稲荷神社は、よくわかりません。
色紙ではないんだけど、写真のように広げると、色紙みたいな感じになる。各神社で御朱印代を100円ずつ納めます。
②自分の御朱印帳を持ってきてそれに御朱印を貰っていく
これもありです。同じように、各神社で御朱印代を100円ずつ納めます。
③自分で市販の色紙を持ってきてそれに御朱印を貰っていく
こんなのもありです。これも同じように、各神社で100円ずつ。
まとめ
というわけで、どんな媒体で巡っても各神社で100円ずつ納めることになります。御朱印は、どの媒体であっても全部同じスタンプ式です。(ただし、穴守稲荷神社だけは墨書き)
【壱】東官守稲荷神社(萩中神社)
糀谷駅から徒歩15分くらいで到着。若干迷った。改札を出て右、すると大きな通りにすぐぶつかるので、左へ曲がります。
そして、そのまま数十メートル歩いていると、右側に商店街入り口が見えますので、通りを渡って、その商店街入り口へ入ります。
そのまままっすーぐ行きまして、高校が見えたら右に曲がってちょっと歩けば着きます
萩中神社に到着です。道を戸惑ったのはここくらいでした。商店街入り口がうまく見つけられなかった。
東官守稲荷神社は、萩中神社の中にあります。
「東官守稲荷神社」
社務所でお神酒をくれました
参拝を済ませて、社務所へ行きます。色紙や持参の朱印帳への記入は、ここでしてくれます。
社務所の隣の白いテントで、お神酒を無料で頂くことができました。
東官守稲荷神社の御朱印
私はここで専用御朱印帳を購入(200円)して、これに押していってもらうことにしました。
羽田七福いなりめぐりの見どころの一つと言っても過言ではない、気のいいおっちゃんたち
このいなりめぐりは、近所の町内会のおじさま方が運営なさっている、みたいな雰囲気が漂っています。構成しているいなり神社も「ここ??」みたいな小さいところばっかりですし。
そのおじさま方はいたるところで、みかんをくれたり、柿ピーをくれたり、バター飴や黒飴をくれたりします(笑)これも楽しいポイントです!
【弐】妙法稲荷神社
次はこちら!先程の萩中神社から徒歩7分くらいでしょうか。
妙法稲荷神社の御朱印
ここの社務所で、またもやお神酒を頂けます。私は先ほど頂きましたので、もうやめておきました、、
とってもいいお天気。空がすっごくキレイでした。
【参】重幸稲荷神社
重幸稲荷神社の御朱印を社務所でもらう
【四】髙山稲荷神社
昭和4年に移転してきました。移転前の社が、飛騨高山から来た大工さんによって建築されたことから、髙山稲荷と呼ぶようになりました。
旗が稲荷神社風に連なってます
髙山稲荷神社の御朱印
御朱印と一緒に黒飴をもらいました。
【伍】鴎稲荷神社
漁師がここで祈願すると、かもめが飛来し、大漁となったという言い伝えから、かもめを大漁の兆しとして崇めて、鴎稲荷と呼ぶようになったそうです。
鴎稲荷神社の御朱印をもらう
巡っていて思ったのですけど、どこも待ち時間がほぼ無しですごくよかった。御朱印はスタンプ式だし、さくっと進めて早かったです。
鴎稲荷神社ではおまけがもらえる
お参りするところの横におまけのお土産がありました。
一応、頂いてきたのですけど、このドングリさんたちは何なのかよくわかりません、でもかわいい!
羽田七福いなりめぐりにはオリジナルの『はさみ紙』があるんだよ!
羽田七福いなりでは、御朱印のはさみ紙がオリジナルで用意されています。各稲荷神社で御朱印を頂くと、1枚ずつもらうことができます。
普通、他の神社での挟み紙は、適当な半紙であるところが大半なので(たまーに、こだわっているとこもある、平河天満宮とか)これもちょっとした楽しみなのです。
しかし、チャーミングなおじちゃんたちは忘れっぽいところがあるので、渡し忘れが非常に多いのです(笑)3箇所くらいで、「あれ?もらってないな??」ってなって、「ください」って自分で言いにいったりしました。
そして、一番最初の東官守稲荷神社では自分でも忘れてしまっていて、貰いそびれました。だから7枚しかないんです、ちょっと残念。
【別格】玉川弁財天
もともと、現在の羽田空港の敷地内にあった神社ですが、昭和20年に立ち退いて現在地にやってきました。
玉川弁財天の御朱印
羽田七福いなりめぐりは道順が難しい→至る所にある案内矢印を信用しよう
このいなりめぐり、「本当にこの道で合ってるの????」みたいな道ばっかりです。超迷う。街の至るところに案内の矢印があるんですが、必ずそれを信用してください。
「ん?」と迷うようなポイントの近くには、必ずその矢印がありました。その土地に普段馴染みのない人がどこで迷うのか、すごく分かってる感じの案内矢印たちでした。さすが地元の人、すごい。
【六】白魚稲荷神社
先程の玉川弁財天から、すぐ5分くらいのところにありました。火伏せの信仰があるようです。
白魚稲荷神社の御朱印には火伏の文字
印自体も、炎のデザインっぽいですね。
ノートと福銭も頂きました!
【七】穴守稲荷神社
さあ、いよいよラスト!飛不動尊と同じく、飛行機に乗る人が、ここのお守りを授かってから行くっていうのは、よく聞きますね。
神社入った瞬間、梯子乗りに遭遇
初めて見ました。消防士やとび職の人がやる、梯子乗り。昔の火消しが、どこで火事が起こっているか見る為に登ったのが始まりらしい(諸説あり)
本殿向かって右側のこちらは、お母さん狐と子狐です。左側には、お父さん狐がいるんですよー
獅子舞が登場
梯子乗りの次は、獅子舞が出てきました。軽快で動きの激しい踊りを披露。盛り上がってます。
獅子舞は2体いたんですけど、踊りながらそこらへんにいる人の頭をパクってするやつをやっていってくれます。
めっちゃパクっとやってくれるんで、ありがたい。
穴守稲荷神社奥之宮の御神砂を持って帰ろう
本殿右脇にあるこちらを進む!
奥之宮に到着です。ここの御神砂を持って帰ります。テレビで何回かやっていたので、みんな知っているのか、ほどよく行列が出来ていました。
穴守稲荷神社の御朱印をもらって、記念品を貰う
こちらの社務所で、頂きましょう。
穴守稲荷神社だけは、他のところと違って、墨書きをしてくれます。
穴守稲荷神社で満願となったので、こちらの紙袋に入った記念品一式を頂きました。
紙袋一杯の記念品(無料)
30周年限定記念御朱印帳(無料)
それから冒頭でも述べました通り、こちらの記念御朱印帳も、一緒にいただきました。
頂いた授与品や記念品をまとめて出してみました。
これはすごい。まず御朱印帳を無料でくれる時点でおかしいのに、記念品詰め合わせまでくれちゃうんです。全部無料です。やばすぎ。
クロネコヤマトのマグカップは謎ですけれども、羽田周辺にあるクロネコの営業所が協賛してくれているそうです。
超楽しかったです。羽田七福いなりめぐりのみなさん、ありがとうございました!良い正月を迎えることができました。
羽田七福いなりめぐりの事務局の方々が後日この記事読んでくれて、コメントくれたりして、それも嬉しかったです。羽田いなりの公式ツイッターアカウントを事務局の方が育ててるっぽいので、気になる方はフォローしてみると良いかもしれません。
以上、羽田七福いなりめぐりでした。
この度は、羽田七福いなりめぐりの御巡拝、ならびに素晴らしいご紹介記事まことにありがとうございます。
お陰様をもちまして、今30回は、例年の倍以上の方々に御巡り頂き盛大に竣わることができました。
ちなみに穴守稲荷での『梯子奉納』は、五年に一度、あの十数分間だけのもので、関係者でも見た事がある者は少ないです。
また、記念品のクロネコのマグカップは、穴守稲荷近くの羽田クロノゲート様よりご協賛頂いた品であります。他、地域の皆様や地元企業の方々の御協力により、30年間続けることができました。
これからも貴家はじめ多くの御巡拝者様を迎え、益々の発展をさせていきたいと望んでおります。
末筆ながら本年も良い一年でありますこと、心よりご祈念申上げております。
羽田七福いなり会事務局様
事務局様からコメントを頂けるなんて、感激いたしました。
ありがとうございます。
「梯子奉納」、私はとても運が良かったのですね。クロネコマグカップは、毎朝コーヒーを飲むときにありがたく使わせていただいております。
こんなにも楽しい七福めぐりを開催していただき、本当にありがとうございました。
思い出に残る素晴らしいお正月となりました。