『東京十社巡り』を始めました。今回は赤坂編のご紹介です。東京十社巡りには、専用御朱印帳もあるし、ミニ絵馬等の授与品もあります。
ただ、授与品がたくさんあるため、結構な費用が掛かっちゃうのが難点ですね。
目次
『東京十社巡り』の発祥
大政奉還で江戸時代が終わって明治時代が始まった頃、明治天皇が東京の加護を祈るために、東京十社を定めて、御祈願をされました。
そして、その後東京はめまぐるしく発展していき、これも東京十社のご加護のおかげだ、ということで、昭和50年に「東京十社巡り」というものを企画し、東京のさらなる繁栄を祈ったのでした。
東京十社巡りの10社
- 根津神社
- 芝大神宮
- 神田神社
- 日枝神社
- 亀戸天神社
- 白山神社
- 品川神社
- 富岡八幡宮
- 王子神社
- 赤坂氷川神社
これら首都圏にある十社で構成されています。
開催時期・縁日
通年開催されています。時期を問わず、御朱印や御朱印帳、記念絵馬の拝受ができます。
東京十社巡り専用御朱印帳と値段
授与品は、重要ポイントですよね。まずはこちらの『東京十社巡りの専用御朱印帳』です。初穂料1500円(朱印代は別)です。朱印代は、各神社で御朱印を頂く度に納めます。
中は、10社分の御朱印を頂けるスペースがあり、右側に神社の説明、左側に実際に御朱印を頂く形になっています。
通常の自分の持っている御朱印帳に頂いて巡る、ということも普通にできますが、せっかく東京十社巡りとして参拝するのであれば、専用御朱印帳に頂く方が気持ちが高まります。
私は赤坂の日枝神社からスタートしたので、そこで御朱印帳を頂きました。日枝神社と赤坂氷川神社の2か所しか行ってないので、全部の神社に置いてあるのかはまだわかりませんが、とりあえずこの2社には、専用御朱印帳の準備がありました。
東京十社巡り記念絵馬
『ミニ記念絵馬』の値段は各300円、『絵馬掛け』の値段は1500円です。各絵馬には、神社のデザインが描かれていて全部集めると壮観です。
各神社でミニ絵馬を頂いて、絵馬掛けに貼っていきます。完成すると、写真のようになります。ミニ絵馬は両面テープで貼る仕様です。まあ、貼ったり剥がしたりするようなものでもなので、両面テープなのでしょうかね。
東京十社巡りの授与品にかかる費用まとめ
- 東京十社巡り専用御朱印帳:1500円
- 各神社御朱印:300円×9社+500円×1社=3200円(※日枝神社のみ朱印代500円)
- 記念ミニ絵馬:300円×10社=3000円
- 絵馬掛け:1500円
ということで合計金額は、1500円+3200円+3000円+1500円=9200円です。これにプラスで各自交通費などもかかります。だいぶ財布には厳しくなっております。
東京十社巡りの順路&ルート
東京十社巡りは、どこからどのように周ってもよいそうです。
ググったら、”結界を張る巡り方”なる怪しいものがありましたが、なんというかスピリチュアル的なところまでいってしまうと自分としては行き過ぎでして、つまり自分の趣味嗜好の範囲外なのです(まず結界って何だよww)
ということで、行けるところから行けるタイミングで適当に巡ることにしています。
今回参拝したのは、赤坂にある2社です。まずは、日枝神社をご紹介します。
赤坂『日枝神社』
東京十社巡りをはじめました。日枝神社です。七五三で賑わっていました。🐵 pic.twitter.com/2ROFqOBVE6
— 朝式部 (@asasikibu) October 30, 2016
赤坂駅やTBS方面へ向いている鳥居からは、階段がうわーっと続いていますが、両脇にエスカレーターが完備されています。素晴らしいですね最高。
周囲が企業のビルに囲まれている、かなりいかつい立地です。
日枝神社の本殿
この日は七五三の参拝者が意外と多くて、お参りに列が出来ていました。祀られているのは、大山咋神(おほやまくひのかみ)です。
当社は武蔵野開拓の祖神・江戸の郷の守護神として江戸氏が山王宮を祀り、さらに文明10年(1478)太田道灌公が江戸の地を相して築城するにあたり、鎮護の神として川越山王社を勧請し、神威赫赫として江戸の町の繁栄の礎を築きました。
やがて天正18年(1590)徳川家康公が江戸に移封され、江戸城を居城とするに至って「城内鎮守の社」「徳川歴朝の産神」として、又江戸市民からは「江戸郷の総氏神」「江戸の産神」として崇敬されました。
猿像
日枝神社といえば、お猿さん。本殿の両脇には、猿の像があります。
本殿向かって右側が雄♂、左側が雌♀です。雄は商売繁盛のご利益。雌は子授かりや安産のご利益。
七五三のかわいい衣装を着せられた子供たちが、この上に乗って写真を撮られていました。子どもはほんとかわいい。
日枝神社授与所、御守りなど
本殿左側には、社務所があります。こちらは、御守りや絵馬やおみくじなどを拝受しているところです。御朱印はこちらではありません。別途朱印所があります。十社巡りの記念ミニ絵馬(300円)は、ここで拝受します。
今回は、何も頂きませんでした。ラインナップはこちらです。
日枝神社の絵馬
猿のかわいい絵馬です。
日枝神社で東京十社巡りの御朱印を頂こう
値段は500円(オリジナルしおりとストラップ付)です。先ほどの授与所とは別に、朱印所があります。
御朱印には行列が出来るほどではありませんが、常時3人くらい待っている、という混雑状況でした。
5分くらいしか待ちませんでした。御朱印帳、日枝神社の御朱印、ミニ絵馬を頂きました(ミニ絵馬は、先ほどの授与所で拝受)
日枝神社の御朱印
このとき頂いた御朱印がこちらです。
御朱印と一緒にもらえる授与品など
日枝神社で御朱印を頂いたら、栞と参拝記念の木札が頂けます。
『猿田彦神社』
本殿向かって左方向へ進むと、境内社の『猿田彦神社』と『八坂神社』があります。ご利益は、仕事運です。進むべき方向へ導いてくれる神様です。
頭上には、立派なお馬さん。
『山王稲荷神社』
日枝神社内の甘味処で『山王茶寮』
日枝神社の境内には、併設されている甘味処『山王茶寮』があります。参拝で疲れた方は、こちらで休憩しましょう。
こちらがメニューです。ソフトドリンクがだいぶ割高ですね。
お次は、そのまま徒歩で赤坂氷川神社へ向かいます。日枝神社からだと、徒歩20分くらいです。そこそこ時間かかるし、結構歩くので注意です。
転坂
日枝神社から赤坂氷川神社への道中には、転坂という急坂があります。配達のお兄さんが全力ダッシュしてました…お疲れ様です。
『赤坂氷川神社』
赤坂氷川神社。十社巡り超楽しいです!早く終わって欲しくないのでゆっくり巡ろうと思います(笑)今日は2社だけ。 pic.twitter.com/O4P8dmG4ph
— 朝式部 (@asasikibu) October 30, 2016
赤坂氷川神社の拝殿
神前結婚式に遭遇しました。頂いたリーフレットに書いてありましたが、神前結婚式の挙式料は85000円だそうです。こんなもんでやっていただけるのですね。
赤坂氷川神社にはFacebookページがある
狛犬がいっぱい
境内には狛犬がたくさんいます。この狛犬は、東京で2番目に古い狛犬だそうです。阿の狛犬、笑顔みたいでかわいい。
赤坂氷川神社の御朱印を頂こう
本殿向かって右側の社務所にて、値段は300円です。ミニ絵馬もこちらで頂けます。十社巡り専用御朱印帳、絵馬掛けもこちらにありました。
私が御朱印を頂いたときは、社務所周辺を御朱印待ちっぽい人々が3~4人うろちょろしていました。
赤坂氷川神社の御朱印
さくらんぼ根付入り縁結びみくじがおすすめ
普段おみくじはあまりやらないのですが、「さくらんぼ根付入り」という文字が見えて、何だろーと気になって頂いてみました。
思ったよりも、かわいい根付で、もう1個欲しくなりました。小ぶりなのが程よいです。「中吉」ですね。たいていおみくじ引くと、中吉か凶なので、いつも通りです。
「時間を守れ」と言われてしまいました。よくお分かりで…
赤坂氷川神社の御朱印帳
赤坂氷川神社オリジナル御朱印帳もありました。配色がさわやかふんわりなイチョウの御朱印帳です。値段は各1500円です。
大イチョウ
どどーんと存在感のある、イチョウの木。周辺には、遊具もあったりして、子どもたちが遊んでいました。地元に根付いた、地域の方に愛されている神社なんだろうなーと(想像で)思いました。
『四合稲荷』は勝海舟が名付けたらしい
東京十社巡り赤坂編はこれにて終了です。
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