雑司が谷の御朱印巡りをご紹介します。雑司ヶ谷は池袋のお隣です。雑司ヶ谷の駅からすぐの場所にある急坂は東京都内で雪が降った翌日に、道路の路面がアイスバーン状態であることをマスコミが強調するためによく取材されている坂があったりします。
また、雑司ヶ谷七福神めぐりなるものも、静かに開催されていて、こちらは通年で色紙頒布が行われていますので、御朱印巡りしつつ、七福神めぐりもしつつ、という楽しみ方ができるのです。
目次
『雑司が谷七福神』について
雑司が谷に初めて来たのは、「雑司が谷七福神」を巡ったときです。2011~2012年頃だったと思うのですが、比較的新しい七福神です。
色紙代は500円で、各神社を巡り置いてある朱印を自分で押していくシステムでした。もはやスタンプラリーになってしまっています。筆書き部分は既に色紙に印刷されています。
雑司ヶ谷七福神の授与品は、色紙のみです。御神体や宝船はありません。かなり簡易型の七福神で、所要時間は2時間もあれば巡り切れます。
『高田総鎮守氷川神社』
雑司ヶ谷駅から徒歩で『高田氷川神社』へ向かいます。月替わりでかなりおしゃれでカラフルな御朱印を毎月頒布していることから、ツイッターなどで見かけることが多くなった神社です。
『高田氷川神社』へのアクセス!雑司ヶ谷駅から向かう!
副都心線「雑司が谷駅」3番出口から徒歩15分です。3番出口の目の前の横断歩道を渡り、そのまま直進します。
路面が凍ってるときにテレビで結構見かける急坂
このやばめの坂、都内で雪が降った次の日に、路面がツルツルで通学通勤が大変だよ~~~という報道をするときに、よくリポーターがいる急坂です。
角度がひどいですね。確かに雪が降ったら、歩くの大変です。でも、お住まいの場所によっては、雑司ヶ谷駅に辿り着くために必ずこの坂を通らなくちゃいけない方もたぶんいらっしゃいますよね。…お疲れ様です。
坂を下ってさらにそのまままっすぐ
坂を下りて、そのままずーっとまっすぐ行くと、2つ目か3つ目の交差点でスーパーが見つかります。そこを左へ曲がります。すると、右手に神社が見えてきます
左に曲がって少し歩くと割とすぐ「高田氷川神社」が見えてくるはずなので、全然見えてこない場合は曲がる場所を間違えてます。
私は間違えて、一つ手前を曲がってしまいました。小学校のあるところで曲がってしまうと間違いです。ご注意下さい。
高田氷川神社は境内全面的に撮影禁止
高田氷川神社は、境内が撮影禁止です。撮っていいのはここまで。「無断撮影禁止」と書いてあったので、たぶん許可をきちんと取ればOKなのだと思うのですが、やめておきました。
こういうのを見てしまうと、過去にマナーの悪い参拝客で嫌な思いをしたとか、何かあったんじゃないかと思うのです。触れないようにしておきましょう。
手水で清めて、2か所にしっかり参拝をし、御朱印を頂きましょう。
高田氷川神社の御朱印を頂くときの注意点など
御朱印をもらうときの注意点かんたんまとめ
- 書置きのみです。
- 直に書くことはしていません(前はしていたが、やめたようです)
- 3枚セット(1000円)のみ、の授与しかしていません。
- また、御朱印は洋紙に書かれて(印刷されて)おり、和紙ではありません。
- 通常の御朱印はなく、月替わりの御朱印のみ。
拝殿の左に社務所があります。社務所には、御朱印について注意点が書かれた貼り紙が貼ってあります。それをまずしっかりと読んでください。
社務所は常に人がいるわけではなく、社務所のところにあるインターホンで呼ぶと出てきてくれます。
インターホンを押していい時間帯が決まっているので(貼り紙に書いてあります)注意しましょう。お昼時の時間帯(たしか12時頃)はインターホンを鳴らさないでください、って書いてあったので、普通の無難な時間帯に来るようにしましょう
インターホン鳴らしていいです、って書いてあったのが、だいたい9時頃~11時頃、13時~16時半(不確かです、こんな感じだった)くらいでした。
それから、月のお祭りのときは、たしか13時以降でないと鳴らしちゃだめって書いてありました。記述した時間が正確かは、自信がないのですが(ごめんなさい)、こんな風に、細かなお約束事があります。
まあ、お約束とはいっても要するに、「御朱印は常識的な時間帯だけにしてください」ってだけなので、通常の配慮を欠かなければ大丈夫だと思います。
また、御朱印は3枚セットのみの授与です。高田氷川神社の御朱印は月ごとに変わります。写真は11月限定御朱印です。高田氷川神社はそもそも、いわゆる”通常の御朱印”というものがそもそもありません。月替わり御朱印のみの授与となっています。
ということで、注意点でした。行ってから知るのと、あらかじめふわっと何となく知っておくのでは、心の軽さが違いますよね。これから行く予定のある方に、ちらっと読んでもらえたら嬉しいです。
とってもカラフルできれいな御朱印です。ツイッターで検索すると、他の月の御朱印も見られます。でも私は、11月の御朱印が一番好きです。毎月通って、12ヶ月分全部頂く強者の先輩方もいらっしゃるみたいですが、私はそこまではちょっと無理ですかね、、
『鬼子母神堂(きしもじんどう)』
時間があったので、このまま雑司が谷七福神の大黒天も担当している『鬼子母神堂』へ参拝してみました。
ちなみに、ずっと「きしぼじん」だと思っていました。「きしもじん」が正解です。お恥ずかしい。
『大公孫樹(おおいちょう)』は樹齢600年、高さは30m!紅葉した黄色がとても綺麗
入ってすぐ迎えてくれるのが、このオオイチョウです。「大公孫樹」と書いて、「オオイチョウ」と読みます。漢検準1級とかに出てきそうな難しい読み方ですね。
樹齢600年、幹の周り8メートル、高さ30メートルの大きなイチョウの木です。
美しい紅葉でした。今年はしっかりと紅葉を見ていなかったので、ここで見られてよかったです。そんなに銀杏臭くはなかったです。
『武芳稲荷堂』
大公孫樹を取り囲むように鳥居が連なっています。武芳稲荷です。鳥居の朱色と、イチョウの黄色がすっごくきれいです。
絵馬
『上川口屋』鬼子母神堂の境内で230年営業している駄菓子屋さん
ここにお店を出してから、230年経ってるそうです!おそろしく息の長いビジネス…。
『大黒堂』でお団子休憩
中に多少のお食事スペースがありまして、お団子を食べたりできます。
中に大黒様のご尊像があるので、入ってみましょう。
雑司が谷七福神(大黒天)のスタンプ・朱印
大黒堂の外には、雑司が谷七福神の大黒天の朱印があります。
『法不動堂』
雑司ヶ谷鬼子母神堂の本堂
七五三の時期ということもあり、結構にぎわっていました。御朱印はこのお堂の中で頂けます。
「鬼」にツノがないのはなんで?
便宜上「鬼子母神」と書いていますが、正確には写真の額に書かれた漢字のように、上のツノがないのが正解です。
鬼子母神は、元々近所の幼児を食べる暴虐な性格でした。それを改心させようと釈迦が、鬼子母神の末っ子を隠してしまいました。
自分の子どもがいなくなって初めて、鬼子母神は自分の過ちに気が付き、改心して、安産・子育の神となることにしました。その様子が、とても美しかったので、尊称として、ツノの取れた「鬼」の漢字を用いるようになりました。
鬼子母神の記念スタンプ
お堂のところに、スタンプがありました。
『雑司が谷鬼子母神堂』の御朱印を頂こう!
値段・初穂料は300円です。本堂の左に御守りなどの授与所があります。そこの脇から中へ入れるようになっています。靴を脱いで入ってすぐ左に窓口的なところがありますので、その窓口でお願いしましょう。
お時間と体力に余裕がある方は、鬼子母神堂から、徒歩7分くらいのところに「大鳥神社」もあるので、そちらも参拝してみましょう。御朱印もあります。
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