鎌倉の『江島神社』へ参拝し、見開き御朱印と御朱印帳を頂いてきました。江島神社の見どころや参拝順序、エスカーの流れなどを合わせてご紹介します。
『稚児ヶ淵』という絶景スポットが特におすすめです。もう一度行きたいところダントツです。出来れば、夕日の綺麗な夕刻に行くことをおすすめします。疲弊しているときに行くと、心が洗われます。
目次
『江島神社』Enosimajinja-shrine
江島神社は「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の3社で構成されています。下から、階段で自力もしくは「エスカー」というありがたいエスカレーターを利用して、参拝していくことになります。
江島神社のアクセス
- 江ノ電「江ノ島駅」
- 小田急線「片瀬江ノ島駅」
- 湘南モノレール「湘南江の島駅」
それぞれ徒歩20~30分くらいで到着です。
江島神社の拝観時間
8:30~16:30
江島神社の拝観料
無料
江島弁財天が祀られている、辺津宮にある「奉安殿」を見学する場合は、別途有料(大人150円、中高生100円、小人50円)
所要時間
2時間~2時間半
江島神社のご祭神について
- 辺津宮:田寸津比賣命(タギツヒメノミコト)
- 中津宮:市寸島比賣命(イチキシマヒメノミコト)
- 奥津宮:多紀理比賣命(タギリヒメノミコト)
江ノ島駅からスタート!『江の島弁天橋』を渡って江島神社へ行こう!
「江ノ島」駅から江島へ向かうときに、通る橋を『江の島弁天橋』といいます。結構な距離がありまして、渡り終わるまでに10分少々かかります。
海にかかっている橋で、風がとても気持ちよかったです。
江ノ電の「江ノ島駅」から向かったのですが、結局駅からトータルで30分くらい歩いたような気がします。到着するまでに結構疲れましてさっそく休憩を挟みました。
イカ焼き
江ノ島入口には、たくさんの食べ物・飲み物を売っているところがありますが、どこもかしこも高いです。通常の飲食店の3割増くらいのお値段の印象でした。丼ぶりランチセットみたいなやつは、平気で2000円以上してました。さすが観光地ですね。
朱の鳥居『瑞心門』に到着!ここから階段で行ってもいいし、エスカーでショートカットしても良い
江島神社の入り口までやってきました。ここから階段で頑張って参拝してもいいし、左にある「エスカー」に乗ってラクに参拝しても良いです。
今のご時世、苦労したかどうかなんてどうでもよく、結果が全てですから、苦労して登った方がご利益がある、なんてカビ臭いことは言わずにエスカーに乗ってしまった方が良いです。
『エスカー』の乗り方案内!全区間大人360円で上まで行けます
先程の「朱の鳥居」のすぐ左にエスカー乗り場があります。チケットを買いましょう。江島神社は山になっているので、上まで参拝するのが大変です。そこで作られたのが「エスカー」です。エスカーっていうのは、上りだけのエスカレーターです。
上りしかない、すなわち半分しかないということで「エスカレーター」を半分にして「エスカー」と命名されました。
エスカーの料金
- 全区間:大人360円、子ども180円
- 1区のみ(~辺津宮):大人200円、子ども100円
- 2区のみ(辺津宮~中津宮):大人180円、子ども90円
- 3区のみ(中津宮~奥津宮):大人100円、子ども50円
1区2区…ってどういうことなの?システムが良く分からん
エスカーは全区間がつながっているわけではありません。
1区を乗って辺津宮に到着したら、辺津宮へ参拝してから少し歩いて2区乗り場へ行きます。3区も同様です。区間ごとに区切られてそれぞれ乗り場が離れているんですね。
私は実際に江島へ行くまで「エスカー全区間券を買っても、辺津宮と中津宮にも参拝したいんだけど、途中下車できるのかな?」っていう謎の心配をしていました。全部繋がってると勘違いしてたんですよね。今考えると、的外れな心配です。
エスカーは上りしかないって帰りはどうするの?
エスカーで奥津宮まで行って、奥津宮から先は、そのまま道順に進んで階段を下っていくと、海(稚児ヶ淵)へ出ます。そこには、遊覧船(大人400円)がありまして、それに乗るとさっきの江の島弁天橋の中ほどの地点まで連れて行ってくれます。
帰りは、この方法で帰るのがかなりラクかなと思います。階段で一番下まで引き返すのはツラいと思うので。
江島神社参拝①『辺津宮』
『辺津宮』に祀られているご祭神は、田寸津比賣命です。江島神社の御朱印や御朱印帳は、辺津宮の右手にある朱印所でいただけます。
土御門天皇 建永元年(1206年)、時の将軍・源實朝が創建。延寶三年(1675年)に再建された後、昭和五十一年(1976年)の大改修により、権現造りの現在の社殿が新築され、屋根には江島神社の社紋「向かい波三つ鱗」が見られます。
高低差のある江の島(神域内)では、一番下に位置していることから『下之宮』とも呼ばれ、 島の玄関口にもあたり、神社でのご祈祷は、こちらで主にご奉仕されます。
『奉安殿』には弁財天が祀られている
弁財天が安置されているところです。日本三大弁財の、裸弁財天(妙音弁財天)が祀られています。中は撮影禁止です。奉安殿の拝観料は、大人150円・中高生100円・小人50円です。
江島神社の記念スタンプ
設置場所は、御守りの授与所の横(あとで押そうとしてそのまま忘れてしまいました…)
江島神社の御朱印!場所は辺津宮!2種類あるので見開きでお願いしよう
「江島神社」と「弁財天」の2種類の御朱印があります。値段は、各300円です。
江島神社の御朱印は見開きで
御朱印2つを見開きでお願いすると、「参拝」の文字をど真ん中に書いてもらえるのです。私はそんなことは忘れて普通に貰ってしまいました、、帰ってから思い出しました。
江島神社の御朱印帳!種類と値段
初穂料・値段は1200円です。透明カバー付きでした。
江島神社の御朱印帳は、3種類あります。これの他に、かわいい弁財天が描かれたピンクの御朱印帳、黒地に金龍の御朱印帳がありました。一番人気は、金龍の御朱印帳だそうです。
他には、鎌倉七福神の御朱印帳も置いてありました。
むすびの木
江島神社の絵馬
ピンクの絵馬がずらーっと並び、桜が咲いているみたいに華やかですね。
エスカー2区の乗り場へ向かいます。
江島神社の参拝②『中津宮』
エスカー2区に乗ると『中津宮』に着きます。祀られているのは、市寸島比賣命(イチキシマヒメノミコト)です。
中津宮は、もとの上之宮で、文徳天皇仁壽三年(853年)に慈覚大師じかくだいしが創建。元禄二年(1689年)に、五代将軍・徳川綱吉により、本殿・幣殿・拝殿からなる権現造りの社殿が再建されました。
現在の社殿は、平成八年(1996年)の全面的な改修によるもので、元禄二年当時の朱色が鮮明な社殿を再現しています。
奥津宮へ向かうには、エスカー3区に乗った後「山二ツ」を歩きます。途中、こんな撮影スポットがあります。きれいです。
エスカー3区の到着地点から奥津宮への徒歩所要時間
所要時間は、15~20分くらいです。
ここの徒歩コースには、途中、お土産屋さんとか、休憩できるカフェとかがあります。階段の昇り降りがあったりして、アップダウンがある道のりです。疲れました。
江島神社の参拝③『奥津宮』
多紀理比賣命(タギリヒメノミコト)が祀られています。
多紀理比賣命は、三姉妹の一番上の姉神で、安らかに海を守る神様といわれています。
相模湾を臨む岩屋(龍神伝説発祥の地)に一番近い奥津宮は、昔は、本宮または御旅所おたびしょと称され、岩屋本宮に海水が入りこんでしまう四月~十月までの期間は、岩屋本宮のご本尊が、ここ御旅所に遷座したと言われています。
八方睨みの亀
拝殿の天上には、どこから見てもこっちを見ているように見える、八方睨みの亀がいます。平成に入ってから復元されました。
龍宮
「龍宮」は、岩屋本宮の真上にあります。
岩屋を通りすぎ、「恋人の丘」をスルーすると(白目)階段があります。道なりに階段を下っていきます。すると、急に視界が開けます。
美しすぎる光景が広がっていました。落ちかけた太陽の光が、海面に反射して、ありえないくらいきれいでした。やっぱり海って良いですね。
『稚児ヶ淵』の岩場を散歩しよう
ここら辺の岩場を『稚児ヶ淵』といいます。岩場は、歩いて入れます。スニーカーを履いていたので、張り切ってお散歩させていただきました。天気もよかったし、爽快な気分になりました。江島神社へ行ったら、ぜひここまで来てください。まじでおすすめ。
海の水が、 透明でキレイなのがわかります。
海のぎりぎりのところまで行くことができます。
帰りは『江ノ島遊覧船』フェリーで帰還
ここから、遊覧船に乗ることができます。上述しましたが、弁天橋の中ほど地点まで、連れて行ってくれます。遊覧船に乗らないで自力で帰るのは、非常にめんどくさそうなので、このまま遊覧船に乗っちゃいましょう。
遊覧船の料金は、大人400円です。
江ノ島観光・江島神社拝観のルートまとめ
最後に、ルートをおさらいです。
非常に疲れましたので、江ノ電に乗る前に、江ノ島駅手前にあったカフェでまたもや休憩をしました。
天気がよくて、最高に気持ちのいい江島観光でした。場合によっては、江島だけで1日見といた方が良いかもしれません。江島神社へ行きつつ、鎌倉周辺の神社仏閣巡りは時間的に厳しいかもしれません。計画を立てておきましょう。
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