皇居の財布がお土産で売っているらしい。そんな話を耳にした私は、実際に皇居東御苑へ行って、財布を買ってきたのでした。
今回は「皇居の財布の買い方」に主に焦点を当て、レポートをまとめます。
そもそも皇居って観光・見学できることすら知らなかったのですが、調べていくうちに色々とグッズもあることを知り、どんどん行きたくなってきてしまいました。
お土産欲しいお土産欲しいお土産欲しい…(狂気)さっそく、行ってきました!
※本記事に掲載している写真は、全て私のカメラで私が撮影したものです。無断転載が多く見られますが、適法な引用の形を取ってくださいますようお願い申し上げます。※
目次
「皇居の財布」がま口と長財布!種類、色、値段まとめ
人気の「皇居の財布」は、東御苑売店等で買うことができます。売店の情報は後ほどまとめてお伝えします。まずは皇居の財布がどんなものなのかをお見せします。
皇居の財布の種類、値段についてまとめます。お土産売り場へ行ってみると、財布は上の画像のようにさまざま色、素材でたくさんありました。
種類としては、「がま口財布」「長財布」の2つがあります。
皇居の財布①がま口財布(1500円)
がま口財布の値段は1500円です。二つ折りになっていて、中を開くと小銭が入るがま口部分と、カードポケットが2つ。普通の二つ折り財布のように、お札も入るようになっています。
また、キーホルダーが付けられる小さな輪っかもあるので、鈴をつけたり、神社で頂いてきた金運の根付けなんかをつけてもよさそうですね!
皇居の財布②牛革長財布(1300円)
長財布の値段は1300円です。牛革が使われていてうれしいですね。
皇居の財布の色や素材などの種類について
それぞれ見ての通り、たくさん色がありさらに素材もかなりたくさんあります。「色✖素材」の組み合わせで、全体として数えきれないくらい種類があります。
売店の店頭に並んでいるのは在庫の一部
店頭に並んでいる分だけでなく、長財布もがま口財布も奥に在庫がたくさんあるので、店員さんにお願いしてぜひ他の色・他の素材で出来た財布も見せてもらいましょう。
店頭に並んでいるのは一部ですので、財布を買う方は他の色も一回見せてもらってから決めた方がいいと思いますよ!
ちなみに、どんな色・素材のものが入荷するかはそのとき次第です。店員さんも、いつどんな色が入荷してくるのかまでは分からないそうなので、自分が欲しい財布に出会えるかどうかは運です。
皇居東御苑寒かったけど、すごくよかった。皇居の財布(1500円)をゲットしました( ^ω^ ) pic.twitter.com/VDFNBggBfx
— 朝式部 (@asasikibu) 2016年11月2日
皇居で実際に買ってきた財布
▲種類がありすぎて迷いましたが、がま口と長財布を1つずつ買ってきました。
財布の他には、どんな皇居お土産グッズが売ってるの?
財布の他には、ハンカチ、ペン、ポストカード、書籍、ソフトクリーム(笑)がありました。
あと、男性向けのカードケースや財布(種類はたくさんあるけど、色が茶緑紺などしかない)、カレンダー等々。小物・雑貨系がたくさん置いてあります。
しかし東御苑売店には、御饅頭やカステラ、チョコレートなどのお菓子・食品類、日本酒やワインのお酒系等、食品系のお土産は置いてありませんでした。
食品やお酒は「皇居生協」もしくは「レストハウス」で購入してください。
✅ 皇居生協について知りたい方はこちら
皇居生協では、菊の紋入りのカステラや有名な日本酒「みその」、お饅頭の販売があり、こっちもかなりのおすすめです。
皇居東御苑の見学についての基礎知識
さて、皇居の財布を買うには皇居東御苑に入る必要があります。細かな営業情報を確認しましょう。特に休園日は細かいので要注意です。
皇居東御苑の見学は、事前予約等が一切不要です(ただし、「皇居一般参賀」は予約が必要。まぎらわしいので気を付けてください、詳細は後述)
皇居東御苑の営業時間
9:00~16:00(変動あり)
皇居東御苑の休園日
- 月曜、金曜(変動あり)
- 天皇誕生日
- 年末年始(12/28~1/3)
皇居東御苑へ出入りできる門
- 大手門(普通はこの門から入ります)
- 平川門
- 北桔橋門
皇居東御苑の入園料・料金
無料
皇居東御苑は見学するのに予約がいるか?
不要
それでは次に、今回の東御苑へのアクセスをご紹介しましょう。
大手町駅から皇居東御苑「大手門」へのアクセス
今回は、一番近い大手町駅から向かうことにしました。まずは大手町からのアクセスをご紹介します。
大手町駅D2出口を目指す
皇居へ一番近い出口は「D2」です。
丸の内線の大手町駅から皇居へ向かうとD2出口まで結構歩くので注意!
丸の内線の大手町駅からD2出口へ向かうと、徒歩15分くらいかかります。駅の中でめちゃくちゃ歩く羽目になります。早歩きすれば、多少時間は短縮できたかもしれませんが遠かったです。都営三田線の大手町駅だったら、徒歩3分くらいでD2出口に到着できます。
すぐ近くに和田倉噴水公園無料休憩所
向かう途中、右側に和田倉噴水公園があります。昼休みのサラリーマンがお散歩してたりと、企業戦士の憩いの場です。
皇居一般参賀を予約した人で、早く来すぎたらここでヒマをつぶすといいかも。お隣にはレストランもあります。(お料理は、丸ノ内補正が入って多少高めの価格でした)
最初の横断歩道を渡る
先ほどのイチョウ並木をまっすぐ歩いていると、横断歩道がありますから渡ってください。渡ったら、右へ進みましょう。目印はこれです。 右に曲がるのはこの場所です。
ちょうど皇居ランナーがランニングしている道です(笑) たいてい誰かしらは走っているのでわかるかと思います。
東京駅からだったら東御苑大手門まで徒歩20分くらい
東京駅から行く場合は「丸の内中央改札」から徒歩20分です。結構かかっちゃいますね。
皇居周辺の駐車場は3つ!カッコ内は最寄駅
- 楠公駐車場(二重橋前駅)
- 丸ノ内鍛冶橋駐車場(有楽町駅)
- 北の丸駐車場(竹橋駅)
大手門に到着
大手門に到着しました。ここから中へ入ります。
大手門から東御苑へ入って東御苑売店へ行く
さて、皇居グッズを買いにいきましょう。大手門をくぐった先のところで、まずは入園券を受取ります。入園は無料です。
東御苑の入園券は絶対に無くさないでください
こちらの入園券、皇居の敷地内に入っている人を管理するためのものなので、絶対になくさないでください。入るときに受け取り、出るときに返します。
出るときに持っていないと「お前どこから入って来たんだ?」ってことになるので、めんどくさいのです。(と近くにいたおじさんが言っていました)
入園したら道なりに進む。途中に三の丸尚蔵館がある
入ったら、道はひとつしかないので迷うことはないと思います。そのまま道なりに進みましょう。右手には「三の丸尚蔵館」が見えます。
平成元年6月、代々皇室に受け継がれてきた美術工芸品類が、皇室から国に寄贈されたのを機に建設された施設で、収蔵品は、順次、展示公開されています。
三の丸尚蔵館を過ぎるとすぐ、右への脇道があります。こちらを曲がりましょう。
大手休憩所売店(=東御苑売店)

大手門からここまでは、徒歩数分でした。この大手休憩所売店は、東御苑売店と呼ばれることもあります。先程の皇居の財布等はこちらで買うことができます。
財布を買い終わったら、東御苑を散歩しよう!
お土産買って満足しちゃってる方もいらっしゃるかもしれませんが、もしお時間に余裕があったら、せっかくですから東御苑の見学&散策も楽しんでおきましょう。
▲同心番所
▲百人番所
▲二の丸休憩所
水曜と土曜は東御苑無料ガイドサービス
東御苑には無料ガイドサービスもあります。水曜と土曜の各日2回ずつ行われています。皇居は、東京ドーム25個分くらいの広さがあるので、一人では見どころがよくわからないと思います。しっかり見学しようと思ったら、ガイドを使ってみるのもいいかもしれません。
東御苑無料ガイド開催日
毎週水曜と土曜
東御苑無料ガイド集合時間
午前10:30と午後13:20
所要時間
1時間から1時間半
東御苑無料ガイド参加希望者の集合場所
大手休憩所売店前
Q.「皇居東御苑の見学」と「皇居一般参賀(=一般公開)」の違い
まぎらわしくて私も調べていて混乱しましたので、ここにまとめておきます。”皇居を見学して観光をする” といったときに、その方法は大きく分けて2パターンあります。それがこちらです。
- 「皇居東御苑の見学をする」(事前予約不要)
- 「皇居一般参賀(=一般公開)に参加する」(事前予約必要、定員に余裕があれば当日参加も可能になる)
①「皇居東御苑の見学をする」
今回の記事で説明しているのは、こちらの見学方法です。先ほど記載した休園日以外ならば、予約不要でいつでも勝手に入ることができます。
いわば、大きな公園みたいなノリで入れるということです。
②「皇居一般参賀(=一般公開)に参加する」
皇居一般参賀とは、普段勝手に入ることができないところを、警備員兼ガイドさん引率の下、解説してもらいながら、ぞろぞろとツアーで皇居見学ができるというものです。
所要時間は、1時間ちょっとです。参加方法は、事前予約です。定員に余裕がある場合には当日参加ができることもあります(基本は事前に予約した方がいいです。結構人気です。皇居一般参賀の案内や申込は、宮内庁HPから出来ます。)
✅ 皇居一般参賀に参加したときの記事はこちら
【皇居の財布を買いたい方へ】皇居の財布はどっちに参加すれば買えるの?
皇居の財布はどちらでも買えます。ただし、財布以外のお土産で買えるものに違いがあります。
東御苑の見学でお土産を買う場合
東御苑に来た場合、皇居の財布を買うなら「大手門休憩所売店(東御苑売店と呼ばれることもあります)」へ行ってください。東御苑大手門から割とすぐです。徒歩5分くらい。
ここには、財布の他にもボールペン、クリアファイルなどの文房具類、ポストカード、書籍などがあります。
ただし、カステラ、チョコレート、酒などのお菓子・食品類はありませんでした。
一般参賀に参加してお土産を買う場合
一般参賀に参加する場合、お土産は「皇居生協(=窓明館)」で買うことになります。
皇居生協は品物が充実しており、財布はもちろん、その他にもネクタイやハンカチ、東御苑売店にはなかった日本酒やチョコレート、カステラなどのお菓子・食品類も購入することが出来ます。
ただし、皇居生協には一般参賀に参加した人しか入ることはできません。
一般参賀ではどんなタイミングで買い物ができるのか?
一般参賀ツアーの集合場所(桔梗門)からチェックを済ませて中へ入ると、ツアー開始時間までこちらで待機してください、と係りの人に室内に案内されます。その待機をする建物の名前が「窓明館」です。
この「窓明館」の中に「皇居生協」があり、ここでお土産を買うことができるのです。
以前は、ツアーがスタートすると窓明館にはもう戻ってこれなかったので、最初に買うしかなかったのですが、対応が変わりまして、ツアー終了後にまた窓明館に戻ってくることになりました。
戻ってきたときにも、売店は開いていて、お土産を買うことができます。
しかし、窓明館はツアーが終わるごとに、一度戸締りをするらしく、ツアー終了後は、じっくり時間がとれません。なので、やはりツアー開始前に、買っておくことをおすすめします。
窓明館にはロッカーもあるので、日本酒やワインを買い過ぎても大丈夫です。
両者の違い、伝わったかな?
皇居で飲食するなら楠公レストハウスがおすすめ
全部セットで1000円くらい、しかもお箸は持ち帰り可でした。美味しかったですよ!
✅ レストハウスの話はこっち
以上、皇居の財布に関連して、観光に必要なことをまとめてみました。お役に立てると嬉しいです。
お財布の写真、無断転載されてますか?
大手門に一番近い出口はD2ではありません。
東御苑は千代田線で大手町まで来たなら1号車側改札右手真っ直ぐのC13b出口が最寄りですよ。D2を目指すのは単なる遠回り。
そして2月6日現在、お財布は売っていませんでした。材料の問題?で生産を止めているそうです。