清水寺『音羽の滝』の御朱印!ご利益や水の飲み方、見どころ特集!

f:id:asasikibu:20180224102938j:plain

清水寺『音羽おとわの滝』で御朱印を頂きました。清水寺のものと合わせて頂ける御朱印は2つです。その他「音羽の滝」の水の飲み方や参拝の仕方などまとめてみました。

清水寺『音羽の滝』の御朱印!もらえる場所

右側が清水寺の御朱印、左が「音羽の滝」の御朱印です。それぞれもらえる場所が違いますのでご注意ください。

f:id:asasikibu:20180224102938j:plain

清水寺の御朱印は、清水の高舞台を通り過ぎて地主神社も通り過ぎたあたりに納経所があるので、そこでいただきましょう。案内も出ているのでわかりやすいと思います。

その納経所の向かいには「音羽の滝」へ向かう下りの階段があります。ここを下ると「音羽の滝」に行くことができます。

音羽の滝の向かいに小屋がありまして、そこで2つ目「音羽の滝」御朱印を頂くことが出来ます。

『清水寺』について

清水寺は、音羽山に建つ寺院です。観音像を安置していて、かつては「北観音寺」と呼ばれていました。火災がマジで多い寺院で、何回も焼失しています。現在の清水寺の建物は、徳川家光が寄贈したものです。

当時から境内には湧き水が湧いていた(音羽おとわの滝』)のですが、それが次第に神水として扱われ、”清めの水”として『清水』が知られるようになりました。そして「清水寺」と改称されました。

拝観料

大人400円、子ども200円

アクセス!京都市バス「清水道」徒歩15分

「清水道」バス停を降りたら、坂道を上ります。清水寺の周りは全部坂道(山の中腹にあるので)だから、近くの坂を上れば大抵辿り着きます。

ただし、この坂、そこそこきついです。私は体力が平均以下なので、へろへろになってしまいました。途中で休憩したり、坂の途中のお店を見たりする時間を考えると、徒歩25分くらいは見といた方がいいかもしれません。

拝観時間

だいたい6:00~18:00くらい(変動します)

駐車場

坂を上る手前にちょこちょこありますが、全部有料です。1000円くらいです。車は一番おすすめ出来ないアクセス方法です。

ちなみに紅葉期間などの繁盛期シーズンはバスやタクシーが優先されることもあるので、ますますおすすめ出来ません。なるべく公共機関を利用しましょう。

清水寺の『仁王門』写真撮影スポット

「仁王門」でぜひ見ていただきたいのが「狛犬」です。写真に写しそびれていて残念です。通常、狛犬は「阿形 あぎょう(口が開いている)」と「吽形 うんぎょう(口が閉じている)」でペアになっています。

しかし、清水寺の狛犬は、2匹とも「阿形」で口が開いています。このタイプは結構珍しいのです。写真には写っていませんけど、、

『鐘楼』は2.3tもあるから6本柱で支えている

仁王門を入って左側にあります。通常、鐘楼は4本柱ですが、清水寺の鐘楼は6本柱です。理由は、重いからだそうです。もっともな理由ですね。鐘の重さはなんと、驚きの2.3tです。

大日如来像が祀られている『三重塔』

『出世大黒天』は京都の学生が修復した

つやつやてかてかの大黒天さまです。京都の伝統工芸の学校の学生さんによって、最近修復が行われたばかりなのです。お隣でかわいい「大黒天ストラップ」を頂くことが出来ます。

本堂『清水の高舞台』で朝日を浴びる!

みんな知ってる一番の見どころですね。私は朝の8時くらいに行ったのですが、いい感じで朝日が差し込んでおりました。とても気持ちよかったです。

f:id:asasikibu:20180224105734j:plain

舞台から下を覗くとこんな感じ。ちょうど見えているのが、音羽の滝です。

朝だったので、舞台には誰もいませんでした。高舞台で人が誰もいない状態に出くわすことはあまりないので、少しラッキーでした。

京都の街が一望できます。

https://www.instagram.com/p/BLDQvZ1jbbG/

境内社『地主神社(じしゅじんじゃ)』も参拝してみよう

本堂を出ると、左側すぐのところに『地主神社』があります。長いので別記事にしました。縁結びで有名な神社です。

ここの土地を守って下さる神様が祀られています。神様なので、清水寺の仏さまよりも、こちらを先にお参りした方がいいのかなとも思いましたが、拝観料を納めるところが清水寺の入り口ですし、そういう仕組みを寺社側が採っている以上、別に順番は問題ではないのでしょう。

『奥の院』へも散策

奥の院』にも散策で行けるんですが、私は三寧坂で体力をほぼ使い果たして若干具合が悪くなっていたので、今回はスルー。そのまま『音羽の滝』に向かいました。

『音羽の滝(おとわのたき)』ご利益!水の飲み方など

『音羽の滝』は、「清水」の由来となっている湧き水が流れ出ているところです。三本の水の柱が清らかな印象です。「黄金水」「延命水」として信仰される、ありがたい霊水と言われています。

音羽の滝の水ってどうすればいいの?飲むの?水の飲み方

はい、飲みます。知らないで行くと、「なにこれ手水?え、の…飲んでいいの?だ、大丈夫かな…」って感じになりますよね。

三本のうち、どこを汲んでも同じです。「長寿」「恋愛」「学問」とそれぞれご利益が違う、という噂を聞くこともありますが、正式にそのように言い伝えられているわけではありません。

貼られている張り紙には、「滝の水は皆同じです。後ろのお不動さまにお願い事をして霊水をいただいて下さい」と書かれています。

音羽の滝の霊水を頂くときは、こちらの長い柄杓を使います。手水と違い、飲むために使用するので、写真の様に滅菌されています。滅菌されていますが、私は抵抗があったので、手酌に移してひと口だけ飲みました。

この長い柄杓、思ったより重いので、お子様が扱う場合は注意しましょう。

▲舞台を下から見上げた様子。

清水の舞台の高さは18メートルです。18メートルというのは、グーグル先生によると、ビルの7階相当だそうです。清水の舞台から飛び降りるつもりでって言うけど、冷静に考えるとかなり危ないですね。

清水寺の紅葉ライトアップ混雑について

秋になると、夜間特別拝観という形でライトアップされた清水寺と紅葉をみることができます。特別拝観期間は、通常の拝観時間が17時くらいに一度終了し、18時くらいから21時くらいまでの間、再度拝観できるという仕組みになっています。

そして気になる紅葉シーズンの混雑ですが、シーズン中は残念ながら一日中混んでいます。11月の特に下旬の土日はやめたほうがいいかもしれないです。バスがそもそも渋滞しています。

紅葉ライトアップ混雑対策①早朝に行く

やはり早朝。清水寺は朝6時から開いています。8時くらいまでだったら空いていると思います。

紅葉ライトアップ混雑対策②終了間際に行く

早朝もいいけど、やっぱり夜のライトアップが見たいですよね。その場合は、夜間ライトアップの終了時間の1時間前くらいが空いてきますので、そこを狙うといいかも。

紅葉期間はどうせ混みますから、カメラが趣味で綺麗な写真をどうしても撮りたい、とかっていう人以外は、あきらめて普通に行けばいいんじゃないかなとも思います、、


 

 

 

  • コメント: 0

こちらも読まれています

  1. 薩摩一之宮「枚聞神社」御朱印帳と御朱印!薩摩藩主からの厚い信仰を受けてきた神社

  2. 東京十社巡りに出かけよう!専用御朱印帳を片手に記念絵馬を拝受しながら巡る旅~日枝神社、赤坂氷川神社~

  3. 山梨「金櫻神社」鬱金桜と水晶お守りが有名な水晶加工発祥の地

  4. 豪華絢爛な世界遺産、日光東照宮を歩く①「三猿」から「陽明門」まで見どころ紹介

  5. あべのハルカスに行ってみたかったのと古潭のぎょうざラーメンが食べてみたかったのと

  6. 洞窟に33体の観音像「岩戸観音堂」交通安全や定山渓温泉発展の願いが込められたお堂

  7. 羽田七福いなりめぐり限定記念御朱印帳【羽田七福神の御朱印】30周年無料御朱印帳を頂いたのでご紹介します!

  8. 浅草神社と浅間神社の正月限定御朱印を実際に頂いてきたのでまとめる。混雑状況や値段など

  9. 恋の島、縁結びの青島神社に参拝!古代祭祀の場所・元宮へ足を踏み入れる

  10. 諏訪大社上社前宮の御朱印と御朱印帳!見どころ徹底解説、前宮参拝を満喫する

  11. 愛媛松山城の御城印(御朱印)四国屈指の名城をめぐる現存12天守の旅

  12. 【上野の御朱印めぐりルート】上野天満宮!五條天神社や上野大仏、清水観音堂などおすすめルートをご紹介

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

※ご連絡※
画像が表示されない記事が多々あり、全力修正中です。ご迷惑おかけしております。リクエスト頂ければ優先して修正します。
  1. 爆速提供!昭和漂う亀戸餃子本店。1人2皿以上の餃子一筋専門店で軽…

  2. 歴史街道を自分の足で【東海道五十三次】街道歩き旅①日本橋~品川宿

  3. 小石川後楽園で満開の桜を見ながら庭園散歩!水戸徳川家の中屋敷が…

  4. 花桃咲く桃源郷!わたらせ渓谷鐵道「わ鐵」で行く、春の絶景ローカ…

  5. 日光山巡りの始まりの場所!輪王寺三仏堂を参拝

  6. 降り注ぐ幻想的な藤の花!あしかがフラワーパークの妖艶な藤を楽し…

  7. ネモフィラの青い絨毯が広がる絶景!国営ひたち海浜公園、初夏のネ…

  8. 魅力たっぷり初島へ!熱海から30分、首都圏から一番近い離島で新鮮…

  9. 早太郎伝説で有名!駒ヶ根市「光前寺」見どころまとめ

  10. 平泉の国宝が目の前に!特別展「中尊寺金色堂」現地レポート(上野…