清水寺『音羽の滝』で御朱印を頂きました。清水寺のものと合わせて頂ける御朱印は2つです。その他「音羽の滝」の水の飲み方や参拝の仕方などまとめてみました。
目次
清水寺『音羽の滝』の御朱印!もらえる場所
右側が清水寺の御朱印、左が「音羽の滝」の御朱印です。それぞれもらえる場所が違いますのでご注意ください。
清水寺の御朱印は、清水の高舞台を通り過ぎて地主神社も通り過ぎたあたりに納経所があるので、そこでいただきましょう。案内も出ているのでわかりやすいと思います。
その納経所の向かいには「音羽の滝」へ向かう下りの階段があります。ここを下ると「音羽の滝」に行くことができます。
音羽の滝の向かいに小屋がありまして、そこで2つ目「音羽の滝」御朱印を頂くことが出来ます。
『清水寺』について
清水寺は、音羽山に建つ寺院です。観音像を安置していて、かつては「北観音寺」と呼ばれていました。火災がマジで多い寺院で、何回も焼失しています。現在の清水寺の建物は、徳川家光が寄贈したものです。
当時から境内には湧き水が湧いていた(『音羽の滝』)のですが、それが次第に神水として扱われ、”清めの水”として『清水』が知られるようになりました。そして「清水寺」と改称されました。
拝観料
大人400円、子ども200円
アクセス!京都市バス「清水道」徒歩15分
「清水道」バス停を降りたら、坂道を上ります。清水寺の周りは全部坂道(山の中腹にあるので)だから、近くの坂を上れば大抵辿り着きます。
ただし、この坂、そこそこきついです。私は体力が平均以下なので、へろへろになってしまいました。途中で休憩したり、坂の途中のお店を見たりする時間を考えると、徒歩25分くらいは見といた方がいいかもしれません。
拝観時間
だいたい6:00~18:00くらい(変動します)
駐車場
坂を上る手前にちょこちょこありますが、全部有料です。1000円くらいです。車は一番おすすめ出来ないアクセス方法です。
ちなみに紅葉期間などの繁盛期シーズンはバスやタクシーが優先されることもあるので、ますますおすすめ出来ません。なるべく公共機関を利用しましょう。
清水寺の『仁王門』写真撮影スポット
「仁王門」でぜひ見ていただきたいのが「狛犬」です。写真に写しそびれていて残念です。通常、狛犬は「阿形 あぎょう(口が開いている)」と「吽形 うんぎょう(口が閉じている)」でペアになっています。
しかし、清水寺の狛犬は、2匹とも「阿形」で口が開いています。このタイプは結構珍しいのです。写真には写っていませんけど、、
『鐘楼』は2.3tもあるから6本柱で支えている
仁王門を入って左側にあります。通常、鐘楼は4本柱ですが、清水寺の鐘楼は6本柱です。理由は、重いからだそうです。もっともな理由ですね。鐘の重さはなんと、驚きの2.3tです。
大日如来像が祀られている『三重塔』
『出世大黒天』は京都の学生が修復した
つやつやてかてかの大黒天さまです。京都の伝統工芸の学校の学生さんによって、最近修復が行われたばかりなのです。お隣でかわいい「大黒天ストラップ」を頂くことが出来ます。
本堂『清水の高舞台』で朝日を浴びる!
みんな知ってる一番の見どころですね。私は朝の8時くらいに行ったのですが、いい感じで朝日が差し込んでおりました。とても気持ちよかったです。
舞台から下を覗くとこんな感じ。ちょうど見えているのが、音羽の滝です。
朝だったので、舞台には誰もいませんでした。高舞台で人が誰もいない状態に出くわすことはあまりないので、少しラッキーでした。
京都の街が一望できます。
境内社『地主神社(じしゅじんじゃ)』も参拝してみよう
本堂を出ると、左側すぐのところに『地主神社』があります。長いので別記事にしました。縁結びで有名な神社です。
ここの土地を守って下さる神様が祀られています。神様なので、清水寺の仏さまよりも、こちらを先にお参りした方がいいのかなとも思いましたが、拝観料を納めるところが清水寺の入り口ですし、そういう仕組みを寺社側が採っている以上、別に順番は問題ではないのでしょう。
『奥の院』へも散策
『奥の院』にも散策で行けるんですが、私は三寧坂で体力をほぼ使い果たして若干具合が悪くなっていたので、今回はスルー。そのまま『音羽の滝』に向かいました。
『音羽の滝(おとわのたき)』ご利益!水の飲み方など
『音羽の滝』は、「清水」の由来となっている湧き水が流れ出ているところです。三本の水の柱が清らかな印象です。「黄金水」「延命水」として信仰される、ありがたい霊水と言われています。
音羽の滝の水ってどうすればいいの?飲むの?水の飲み方
はい、飲みます。知らないで行くと、「なにこれ手水?え、の…飲んでいいの?だ、大丈夫かな…」って感じになりますよね。
三本のうち、どこを汲んでも同じです。「長寿」「恋愛」「学問」とそれぞれご利益が違う、という噂を聞くこともありますが、正式にそのように言い伝えられているわけではありません。
貼られている張り紙には、「滝の水は皆同じです。後ろのお不動さまにお願い事をして霊水をいただいて下さい」と書かれています。
音羽の滝の霊水を頂くときは、こちらの長い柄杓を使います。手水と違い、飲むために使用するので、写真の様に滅菌されています。滅菌されていますが、私は抵抗があったので、手酌に移してひと口だけ飲みました。
この長い柄杓、思ったより重いので、お子様が扱う場合は注意しましょう。
▲舞台を下から見上げた様子。
清水の舞台の高さは18メートルです。18メートルというのは、グーグル先生によると、ビルの7階相当だそうです。清水の舞台から飛び降りるつもりでって言うけど、冷静に考えるとかなり危ないですね。
清水寺の紅葉ライトアップ混雑について
秋になると、夜間特別拝観という形でライトアップされた清水寺と紅葉をみることができます。特別拝観期間は、通常の拝観時間が17時くらいに一度終了し、18時くらいから21時くらいまでの間、再度拝観できるという仕組みになっています。
そして気になる紅葉シーズンの混雑ですが、シーズン中は残念ながら一日中混んでいます。11月の特に下旬の土日はやめたほうがいいかもしれないです。バスがそもそも渋滞しています。
紅葉ライトアップ混雑対策①早朝に行く
やはり早朝。清水寺は朝6時から開いています。8時くらいまでだったら空いていると思います。
紅葉ライトアップ混雑対策②終了間際に行く
早朝もいいけど、やっぱり夜のライトアップが見たいですよね。その場合は、夜間ライトアップの終了時間の1時間前くらいが空いてきますので、そこを狙うといいかも。
紅葉期間はどうせ混みますから、カメラが趣味で綺麗な写真をどうしても撮りたい、とかっていう人以外は、あきらめて普通に行けばいいんじゃないかなとも思います、、
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