『円応寺』は鎌倉にある、閻魔大王様が有名なお寺です。鎌倉散策の中でも特に気に入ったお寺でして、ご紹介したいと思います。
とーっても小さなお寺で、見学できるのは閻魔堂のみです。他のお寺に比べて見るところは少なく1か所だけなんですけど、その閻魔堂がかなり見ごたえあっておもしろいんです。
目次
『円応寺』で御朱印を頂こう!円応寺の縁起を知る
北鎌倉駅から、歩いて建長寺を通り過ぎて数分歩くと見えてきます。この看板の左にある急な階段を登って中へ入ります。
円応寺は、閻魔大王を本尊として智覚禅師により建長二年(1250年)に創建されたお寺です。閻魔堂、十王堂とも呼ばれ、亡者が冥界において出会う「十王」を祀っています。
拝観料・入山料200円を納めると同時に御朱印帳を先に預けよう
まずこちらで入山料200円を納めます。そのとき、御朱印も書いてもらいたい人は、一緒に御朱印帳も預けます。御朱印代は、書き終わってから納めます。
大迫力の閻魔堂!笑い閻魔?
閻魔堂の中に入ると、大迫力の閻魔大王像が目に飛び込んできます。
(この写真は、境内入口に立っていた円応寺の看板に載っていた写真を、カメラで写したものです。実物の閻魔様および閻魔堂内は、撮影禁止です)
こちらの閻魔大王座像は、重要文化財に指定されています。
閻魔大王像は運慶作と伝わっている
本尊の閻魔大王座像は、仏師「運慶」作と伝わります。運慶は頓死をして閻魔大王の前に引き出されましたが、閻魔様の「汝は生前の慳貪心(物惜しみし、欲深いこと)の罪により、地獄へ落ちるべきところであるが、
もし汝が我が姿を彫像し、その像を見た人々が悪行をなさず、善縁に趣くのであれば、汝を娑婆に戻してやろう。」といわれ、現世に生き返された運慶が彫刻したと言われています。
「笑い閻魔」と呼ばれる所以は、運慶が生き返ってきたうれしさで笑いながら作ったせいで、よく見ると閻魔様の顔も笑ってるように見える、ってことらしい。言われてみれば、そう見えなくもなくもなくもないな。
円応寺の御朱印を頂いて帰りましょう
円応寺の御朱印対応は、午後3時までです。他のお寺では、大抵16~17時くらいまでやっているのが普通なので、ちょっと早いですね。時間にご注意ください。
朱印代300円を支払って、預けていた御朱印帳を返してもらいました。こちらが円応寺の御朱印です。
円応寺の御朱印「十王」
どかんと「十王」の字がありまして、すごく迫力あってかっこいい御朱印です。ぜひ頂いて帰りましょう。
墨が多いので、市販モノのあまり安物でペラペラの御朱印帳だと、染みてしまうこともあるかもしれませんね。私は建長寺で頂いてきた御朱印帳に書いていただいたのですが、大丈夫でした。
円応寺へ参拝した後は、そのまま徒歩で鶴岡八幡宮へ向かったらいいんじゃないんですかね。徒歩15分弱くらいだったかな。道は一本だからわかりやすいです。
おしまい!
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