「月山ビール」は山形の地ビールで、月山山麓で製造されています。ドイツの製法技術を使ったビールです。月山といえば豪雪地域、麓まで下りてきた雪解け水を仕込み水として使用しています。月山の湧き水は、名水百選にも選出されている良質なお水です。
月山
月山は「出羽三山」の一つ。出羽三山は、羽黒山・月山・湯殿山の総称です。順番に、現世・前世・来世の幸せを願う地で、出羽三山めぐりは「生まれ変わりの旅」といわれます。月山は、黄泉の世界からの蘇りを司る月読命を祀っている霊場で、山岳信仰の場所として栄えました。
月山ビールは、ピルスナーと黒のミュンヒナーの2種類があります。いずれもパッケージが似ていて、パッと見が同じなので間違えないようにご注意ください。地ビールを作るにあたって地元の方々が試飲会を開き、ドイツ式を採用することに決めたのだそう。
熱を入れていないので、酵母が生きてます。そのため、要冷蔵です。
山形駅改札向かいにある観光案内所併設のお土産屋さんで購入しましたが、他にも色んな場所で販売されているので手軽に手に入ります。また、道の駅にある月山名水館では、麦酒醸造設備を見学しながら月山ビールが楽しめます。
ビールの原料は「麦芽、ホップ、水」のみ。余計なものが入っていない分、麦芽の甘みをしっかり感じることが出来ます。すっきりしていて、香り豊かな美味しいビールです。
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