新宿の『花園稲荷神社』で御朱印を頂きました。カオスな街、新宿。オフィスがあり都庁があり、エリート感が溢れるところもあれば、飲み屋街のしっちゃかめっちゃかなところもある。
様々な人生を送る人が一堂に会しちゃっててしかも振れ幅が大きすぎるから、新宿へ行くと、人生ってなんなんだろうなとうっかり考えちゃったりします。
そんなよくわからない新宿の経済を見守る花園稲荷神社を本日はご紹介します。
目次
『花園稲荷神社』
花園稲荷神社の由来
花園神社は、江戸時代が始まる前から新宿の総鎮守でした。最初は、今の新宿伊勢丹のところにあったのですが、いろいろあって今のところへ移動してきました。
移転先の今の場所は、たくさんの花が咲き乱れている花園跡地だったそうで、そこから「花園神社」と呼ばれるようになったそうです。
こちらが拝殿です。かつて末社だった「大鳥神社」も今ではこちらに一緒に合祀されています。そのため、11月には酉の市で非常に賑わいます。
酉の市の日は、境内が熊手屋さんやその他的屋で埋め尽くされ、活気に溢れます。5年前に参加したんですけど、その活気に驚いた記憶があります。
当時、本当はきちんとした熊手を買いたかったんですが、そのときは今よりも若くてしかも一人で参戦したので、”熊手買ったときに囲まれてワーってされるやつ”に耐えられる気がしなくてやめました。
雷除け『雷電神社』も一緒に合祀されている
昭和の初めころに、一緒に合祀されました。雷除けの神社として有名です。
新宿高校近くに跡地があるんですけど、祠がまた建てられたみたいで、お参りしている人を見かけることもあります。JR新宿駅から新宿御苑へ向かう途中、映画館の向かいにあります。
▲新宿高校近くの跡地
境内社『威徳稲荷神社』
よく由来がわかんないんですが、連なる鳥居が美しい境内社です。
境内の真ん中にあるので、とても目立ちます。
戦災で資料が焼失したため詳細は不明ですが、昭和3年4月頃に建てられたと伝えられ、女性の参拝者に人気の高い神社です。
奉納された赤い鳥居が並び、異界へのトンネルに足を踏み入れたような不思議な感覚にとらわれます。
『芸能浅間神社』有名人の奉納がたくさん
御祭神は木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤヒメ)。江戸の昔から芝居や舞踊の興行に縁が深かったため、演劇や歌曲など芸能関係の奉納が多いことで有名です。
宇多田ヒカルの母親として知られる藤圭子の歌碑も、このお社の隣に建っています。
境内にあるこちらの芸能浅間神社は、芝居や舞踊に縁が深いことから、有名人の奉納が多いのです。奉納をした芸能人の名前が周囲に書かれています。
ちらほら見覚えのあるお名前があるんじゃないかと思います。知ってる有名人の名前を探すのも楽しいかもしれませんね。
見どころは藤圭子さんの歌碑!
宇多田ヒカルさんのお母さん、藤圭子さんの歌碑があります。芸能浅間神社の鳥居をくぐって右手にありますので、参拝した際にはぜひ見てみてくださいね!
夢に溢れた絵馬たち…
社務所で花園稲荷神社の御朱印を頂こう!
拝殿向かって右手にあります。
昔に頂いたものの写真。これは、平成24年に酉の市に参加したときの御朱印です。「二の酉」って書いてありますね。
初穂料は、300円。あと、案内は出ていませんが、オリジナルの赤い御朱印帳があります。
大鳥居
平成8年に建てられてた鉄製の大鳥居です。日本全体の中では、それほど大きい鳥居というわけではありませんが、これが新宿の街にあるとなると、やっぱり目立ちますね。
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