六義園の紅葉ライトアップに行ってみました。かなり幻想的で綺麗だという評判は聞いたことがあったものの、思っていた以上でした。紅葉の時期だけでなくて、桜の時期にもライトアップ行事が催されています。
ごついカメラを構えた張り切った人から何となくデートしているカップルまで、様々な人でにぎわっていました。11月中旬頃から12月の上旬までで、紅葉ライトアップは終わってしまったので、次は春です。
青い光に包まれる六義園の紅葉ライトアップ
紅葉と青い光。一見合わなさそうで、実際に見てみると非常に幻想的です。都会の真ん中にもこんな美しい光景があったんですね。地面にはスモークが焚かれていて、それに光の色がよく映り、より綺麗に見えます。
六義園/江戸時代の大名庭園
紅葉ライトアップの時期は、通常17時までの開園が21時まで延長されます。入園料は300円。小学生と都内中学生は無料です。また、みどりの日(5月4日)と都民の日(10月1日)は無料公開されているので、そういう日に訪ねてみるのもアリでしょう(ライトアップ時期とは被っていませんが)。
▲六義園の入園券。
江戸期の庭園は、六義園の他に「小石川後楽園」もあります。いずれも都内で非常に有名な庭園です。
六義園と和歌の浦
徳川綱吉(五代将軍)の側用人だった柳沢吉保が設計して作った六義園は、和歌のテーマパークといわれることがあります。というのも、六義園は和歌の浦(和歌山県)を模して造られているからです。
六義園を通じて、和歌の浦を感じられるような造りになっています。ちなみに「六義園」は「六体」という和歌の分類に由来しています(そえ歌、かぞえ歌、なぞらえ歌、たとえ歌、ただごと歌、いわい歌)。
六義園で表現されている和歌の浦には、その2か月くらい前に私も実際に行っていて(ああ、あれか)と情景をリアルに想像しながら楽しめました。確かにあの場所は、異様に綺麗な景観でしたね。
▼ 六義園で模されている「和歌の浦」はこんなところです。
和歌山県もPR活動をしていて(cf. 六義園を拠点にした和歌山市のPR活動 )六義園の園内にはパネルが展示されていました。関連記事として上にあげた「玉津島神社」「和歌浦天満宮」「紀州東照宮」も登場していました。ついでに和歌山ラーメンもプッシュされていてお腹が空きます。
(上)日暮れ前の「中の島」。
吹上茶屋にて抹茶とお菓子休憩、土産販売もある
ライトアップ開始までまだ時間があったので、園内の吹上茶屋で待機。庭園を眺めながら、お抹茶セットを頂きます。六義園オリジナルの手ぬぐいや人形焼など、お土産もこちらで販売されていますし、観光スポットとしても充実してます。
- 「駒込」駅(JR山手線・南北線)から徒歩7分
- 「千石」駅(都営地下鉄三田線)から徒歩10分
- 駐車場なし
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