今回は、御朱印を貰いながら上野を散策できるルートをご紹介します!近場に集まっているので、スムーズに回れると思います。トータル3時間程度です。
書いてある順番でそのまま巡れるように、順番も考慮して書きました。
目次
上野御朱印巡りルート総所要時間
これから紹介する御朱印巡りのルート所要時間は、3時間程度です。もっとテキパキ動ける人は、2時間半くらいでも行けると思います。あとは混雑状況次第ですね。
全て近場に集まっているので、移動は全てスムーズに行けます。
上野御朱印巡り①上野東照宮
上野駅の公園口から徒歩で向かいます。
金ぴかきらきらなこちらの唐門が有名な、上野東照宮です。上野動物公園の入園口の左側に位置しています。
上野東照宮の拝観料
燈篭や唐門を見学するだけだったら無料ですが、透塀の内側へ入るには、別途拝観料500円が必要です。(※本殿の中へ入れるわけではありません。本殿内は非公開です。)
✅ 上野東照宮の参拝記事はこちら
上野東照宮の御朱印
300円です。オリジナル御朱印帳と、御朱印袋(2000円)もあります。
上野御朱印巡り②五條天神社
上野東照宮から徒歩で3分ほど。お次はこちらの五條天神社です。
Q.五條天神社と花園稲荷神社の両方を参拝したい
五條天神社と次に書いている花園稲荷神社は、同じ場所にあって中でつながっています。五條天神社の拝殿右側から、階段で花園稲荷神社へ行くことができます
一応、五條天神社の鳥居の右側には、花園稲荷神社用の鳥居もあります。
▲花園稲荷神社用の鳥居。
▲五條天神社の手水舎。
▲五條天神社の本殿。
五條天神社の御朱印
鳥居入ってすぐ左にある社務所で頂けます。300円です。花園稲荷神社の御朱印も同じく、こちらで頂けます。
上野御朱印巡り③花園稲荷神社
▲花園稲荷神社の拝殿。
花園稲荷神社は、先程の五條天神社とつながっています。五條天神社の拝殿右側の階段を昇って、すぐに参拝できます。
▲花園稲荷神社の手水。
▲花園稲荷神社のつらなる鳥居はすてきな雰囲気です。外国人がたくさん写真を撮っていました。アニメに出てきそうな景色ですよね。
連なる鳥居を通っていくと、上野大仏のある通りへ出ることができますので、そのまま上野大仏へ向かいましょう。
花園稲荷神社の御朱印
花園稲荷神社の御朱印は、同じく先ほどの五條天神社の社務所で頂いたものです。
上野御朱印巡り④パゴダ薬師堂の上野大仏
上野に大仏があるということを知らない方は多いです。お顔だけなのですけれどもね。花園稲荷神社から歩いて数分のところにあります。
数々の戦禍を乗り越えて、顔だけどうにか生き残ってきたことから、縁起が良いとして合格祈願のご利益を信仰されるようになりました。
▲上野大仏のお顔の絵馬がずらり。
上野大仏は元々3メートル程の釈迦如来坐像でしたが、今はその顔だけが残っています。
なぜ上野大仏は合格祈願スポットになっているの?
関東大震災など大きな震災によって、壊れたり直されたりを繰り返してきました。特に頭の部分はとても損傷がひどかったようです。胴体と顔の部分はなんとか残ってきていたのですが、第二次世界大戦のときに軍需のため胴体部分が解体されてしまいました。
それでも、どうにかこうにか顔の部分だけは現在まで残されてきました。そんな勝ち抜いて生き残ってきたという釈迦如来の歴史から、縁起が良いとして「合格大仏」として、親しまれるようになりました。
パゴダ薬師堂の薬師如来にもご挨拶しましょう。ここには薬師如来、月光菩薩、日光菩薩が安置されています。元々は、東照宮にあったものなのですが、明治時代にこちらへ移されました。
パゴダというのは、「仏塔」という意味です。パゴダの建物自体は撮影OKですが、この中にある仏像の撮影は禁止です。
上野大仏の御朱印は釈迦如来と薬師如来の2種類
上野大仏のところに、お守りや絵馬を配布している授与所はあるんですが、そこでは頂くことはできません。近くにある清水観音堂へ移動してそちらで頂くことができます。
字体が素敵ですね。写真に写っている干支鈴も清水観音堂で頂いてきたものです。
上野御朱印巡り⑤寛永寺 清水観音堂
上野大仏から徒歩3分くらい歩くと、こちらの建物が見えてきます。清水観音堂です。京都の清水寺をモデルに作られました。本堂のところが舞台になっていて、不忍池を見渡せるようになっています。
▲清水観音堂の手水。
歌川広重の浮世絵にも登場している「月の松」は150年ぶりの復刻ものです。明治時代に台風で失われていたのですが、2012年に150年ぶりに復活しました。
かなり有名な松の木なのです。松の輪の中に不忍池辯天堂を見ることができます。
▲清水観音堂のお堂
こちらの本堂内の左に寺務所があります。御守りなどの授与品はこちらで拝受できます。御朱印もここです。
清水観音堂の御朱印
「千手観音」の御朱印、300円です。
先程ご紹介した上野大仏の「薬師如来」「釈迦如来」の御朱印もこちらで頂くことができますので、合わせて3種類の御朱印がこちらで頂けるということです
上野御朱印巡り⑥不忍池辯天堂
清水観音堂の目の前の階段を下まで降り、横断歩道を渡ると、辯天堂があります。清水観音堂からの所要時間は、3分くらいです。近い。
▲不忍池には、蓮が咲き乱れています。天気が悪くてあんまり映えてないのが残念です。
▲不忍辯天堂の手水。
谷中七福神の弁財天
▲辯天堂は、谷中七福神の弁財天も兼ねています。
✅ 谷中七福神の参拝記事
不忍池辯天堂の本堂で御朱印を頂くことができます。
不忍池辯天堂の御朱印
御朱印代は、300円です。御朱印の他、お守りの授与なども同じところで受けられます。
(追記)
上野御朱印巡り⑦両大師
ご紹介したルートからちょこっと外れますが、近くにある両大師も御朱印が頂けるスポットです。先日、参拝したのでここに追記しておきます。上野東照宮からは徒歩7~8分くらいの位置にあります。
東京国立博物館の隣にあります。輪王寺であり、開山堂であり、両大師であり…両大師はたぶん通称だと思うんですが、輪王寺と開山堂の関係はよくわかりません、、
お正月というのに、結構空いていました。谷中七福神を担当している神社、あとは五條天神社とか有名どころはすごく混雑していましたが、こちらは穴場なのかもしれません。
両大師の御朱印
両大師が道中にあったので、立ち寄りました!今日は書置きで。 pic.twitter.com/MlOEcLgSsn
— 朝式部 (@asasikibu) 2017年1月1日
もし、同じ日に全部参拝するなら、まず両大師に参拝してから、一番最初の上野東照宮へ向かうのがいいと思います。そうすると、スムーズに全部周れると思います。
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