水道橋にある『三崎稲荷神社』へ参拝しました。東京都千代田区の神社で、「水道橋」駅から徒歩2~3分というアクセス良好なのです。
境内はこぢんまりとしていますが、徳川家光が旅行安全のご利益があると信仰していたといわれる神社でして、密かに知られている有名な神社なのです。
『三崎稲荷神社』
飯田橋駅の東京大神宮へ参拝した後に、時間があったので、そのまま三崎稲荷神社まで歩いてきました。徒歩15分くらいです。
ちなみに水道橋駅からは、徒歩3分くらいで着きます。地元密着な雰囲気。七五三とかは、近所の子どもたちで賑わいそうです。
三崎稲荷神社の創建は、寿永元年(1182年)に武蔵国豊島郡三崎村の鎮守の社として創建されたと伝わっています。
現在の土地に移転したのは明治38年(1905年)のことで、それまでは慶長8年(1603年)、万治2年(1659年)、万延元年(1860年)と何度か移転してきました。
境内はとても小さいので、参拝所要時間は10~15分もあれば十分でしょう。
三崎稲荷神社のアクセス
JR中央・総武線・都営三田線「水道橋駅」から徒歩2~3分
徳川家光が旅行安全のご利益があると信仰していた
三崎稲荷神社は、徳川家光から「旅行安全」のご利益を信仰されてて、度々参拝していたという話があります。
私は国内限定ではありますが、いろんな場所を転々としているので、ぜひともご挨拶しておきたいと思いました。
三崎稲荷神社は、徳川3代将軍・徳川家光から旅行安全の神様として信仰されており、家光が江戸城の出入りの際は参拝したと伝わっています。
また諸大名にも参拝することを促しており、諸大名が江戸城入りする際はお清めしたことから「清めの稲荷」と呼ばれていたとも伝わっています。
大隈重信が海外へ渡航する際も、旅の安全を祈願する為参拝しました。
三崎稲荷神社「お砂守り(¥600)」は南極探検隊が携帯していたもの
この「お砂守り」は旅行安全のご利益があるとして有名なお守りです。明治時代に南極探検隊の人がこれを携帯して、安全に戻ってこれたということから、一気に知名度があがりました。
南極は普通の人は行けませんけれども、どこか遠出して頑張らなければならない予定がある人はこれをぜひ頂いていきましょう。
手水でお清め
よーく見ると、手水者の岩には狛犬や小さな狐が乗ってます。かわいい。
手水舎の手前には、かわいい黄色の実がありました。赤いやつはよく見かけますよね、なんでしたっけ名前
百度石
絵馬がぶら下がった珍しい百度石です。そして、絵馬には百度石の絵が描いてあるという(笑)なんか不思議。
三崎稲荷神社の拝殿
ご利益は旅行安全のみならず「商売繁盛」「合格祈願」
ご利益というのも考え方次第ですが、商売繁盛・合格祈願のご利益がある神社としても有名です。
水道橋は後楽園とかなり近いので、東京ドーム帰りの観光客やライブ観客が流れで三崎稲荷神社へ参拝することも多いのだそうです。
そして後楽園には「中央大学」があったり、隣の本郷三丁目には「東京大学」があったり、そしてその隣のお茶の水には「明治大学」「日本大学」「東京医科歯科大学」、大手受験予備校(難関大学志望者)が乱立していることもあって、受験生が合格祈願に参拝することも多いのだとか。
さらにこの一帯には企業がたくさんありますから、商売繁盛のご利益を求めて参拝しにくる大人たちもいるのです。
三崎稲荷神社の授与品は社務所で
本当に小さな神社です。鳥居入ってすぐ左にあります。常に人がいるわけではなく、用があるときは窓の右端にあるインターホンを鳴らします。
お守りは各600円でいろんなラインナップがあります。
インターホンを鳴らす
インターホンを鳴らしたとき、丁度ママチャリに乘ったお兄さんが横から出てきてて、何か出かける準備をしていました。
社務所の窓口に、中の方が出てきてくれたので「御朱印をお願いします」と言ったところ、それを聞いた、後ろにいたママチャリのお兄さんがチャリを止めて、こちらまでやってきてくれました。で、さらさらさら…と書いてくれました。宮司さんだったんですね!
お出かけのところを足止めしてしまったので、「すみません、ありがとうございます」と言うと、「いえいえ」と爽やかに言って、ママチャリで去っていきました。
さ、さわやかー!!
惚れました。
三崎稲荷神社の御朱印
300円です。オリジナルの御朱印帳も販売してました。
宮司さん、どうもありがとうございました。地域一体の受験生や学生、サラリーマンなど幅広く愛される三崎稲荷神社をご紹介しました。
駅チカですが、境内はとても静かで落ち着ける神社でした。参拝後は、後楽園周辺でショッピングや食事を楽しむも良し、東京大神宮へ行ってみるも良し、東京大学を見学してみるも良し、楽しみ方は色々です!
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