恋愛成就のご利益があるとして道後温泉女子旅で人気なのが「圓満寺」です。ちりめんで彩られた色とりどりのお結び玉は見ているだけでもとっても楽しいはず。
小さなお寺ですが、ぜひ立ち寄りたいスポットです。伊佐爾波神社から歩いて行けます(5分程度)。
目次
圓満寺の恋愛成就「お結び玉」がかわいい!1個300円
圓満寺がなぜ女性に人気なのかといえば、こちらのカラフルなお結び玉!境内のいたるところに結び付けられていて、写真映えします。地蔵尊が手に持っている湯玉((湯玉は道後温泉のシンボルマーク。お湯がブクブク沸騰する様子やその泡を表現しているといわれる。))がモチーフです。1個300円で頒布。
地元の方が手作りで作っているのだそう。
お結び玉の貰い方
お堂内の賽銭箱に300円入れ、好きなお結び玉をひとつ取ったら、左手に乗せてお願い事をします。
傍に置いてあるミニお札を1つ持ち帰り、願いが叶ったら返納してください。選んだお結び玉は境内に結んでもいいし、記念に持って帰ってもいいです。選んだお結び玉にペンで願い事を書いてから境内に結んでいる人も多いようですが、それが良いのか悪いのかは不明。
これだけあるとどれも可愛くて、迷ってしまいます。永遠に迷った挙句、愛媛なのでミカンっぽい組み合わせの柄にしました。境内に結ばず、旅の記念に持ち帰ります。
松山出身の俳人が考案した「えまたま」1枚500円
「えまたま」は松山の俳人・神野紗希氏が考案した絵馬です。絵馬に俳句が書かれていて、空欄に名前など具体的な名称を書き込むことで完成するという珍しい絵馬です。松山市の市花、椿がモチーフになっており4種類あります。
- 「これからも ○○と一緒 紅椿」
- 「白椿 ○○と結ばれますように」
- 「椿山 ○○家ずっと 幸せに」
- 「落椿 ○○の恋の火 ひとつだけ」
「椿山」椿山は全体を真っ赤な椿がそめるほどの山。家の繁栄を願いました。
「白椿」白い椿に純粋な恋心の清らかさを託しました。
「紅椿」紅い椿は愛の円熟をあらわしました。
「落椿」ポトリと落ちた悲しい椿の様にならないように願いを込めました。―境内の看板より引用
湯の大地蔵尊・火除け地蔵
仏堂には「湯の大地蔵尊」が鎮座。行基が道後温泉にやってきた際、楠木の大木に掘ったと言い伝えられています。かつて、道後温泉のお湯が止まってしまった際に、こちらのお地蔵さんに祈願をして何とかなったそうです。そんなことから「湯の大地蔵尊」と呼ばれるようになったとか。
今まで道後温泉が大きな火災に遭わずに来られたのは、このお地蔵さんのおかげだということで「火除け地蔵」と別名呼ばれます。寒柝が置いてあるので、お参りの際に鳴らしてみましょう。
また、「火除け」が転じて「浮気防止」(火遊びを除ける)のご利益もあるとかないとか。
圓満寺の本堂
圓満寺は、阿弥陀如来がご本尊です。本堂でもきちんとお参りをしましょう。本堂前には、仮名詩碑というちょっと珍しい石碑が建っているので忘れずにチェック。本堂左手前には水琴窟があり、涼しげな水の音色を聞くことができます。
圓満寺の御朱印授与(2020年9月現在:休止中)
圓満寺では御朱印の頒布も本来はされているのですが、おそらくご時世柄でしょう、休止中でした。御朱印は、御朱印帳・筆・硯・印・朱肉…などなど様々触れるものがあり、人の手を介しすぎるゆえ、仕方ありません。
休止の確認をしたのは2020年9月時点ですので、その後再開した等、情報ありましたらご提供いただけると嬉しいです。
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