青春18きっぷを使い、始発で東京から広島まで1日で移動するプランを先日詳しくご紹介しました。
✅ 青春18きっぷ東京から広島へ1日で!【徹底ガイドする】具体的な乗換・時刻
青春18きっぷ利用期間のうち、一部の日程に限られますが、東京から大垣までの区間に臨時夜行列車「ムーンライトながら」が走行します。
深夜に出発して、ムーンライトながらに乗り、大垣から広島を目指せば、なんと14~15時頃には広島に到着できてしまうのです!
今回の記事では、ムーンライトながらの運行情報とともに、ムーンライトながらを使用した場合の乗り継ぎ時間・順路を詳しく紹介します。
目次
ムーンライトながらを利用して青春18きっぷも使って東京から広島まで行く順路と時間
<平日ver>
- 2310東京-550大垣(ムーンライトながら)
- 553大垣-627米原
- 629米原-917姫路
- 940姫路-959相生
- 1030相生-1138岡山
- 1147岡山-1245福山
- 1251福山-1319糸崎
- 1323糸崎-1443広島
<休日ver>
- 2310東京-550大垣(ムーンライトながら)
- 553大垣-627米原
- 629米原-930相生
- 932相生-1038岡山
- 1049岡山-1217糸崎
- 1218糸崎-1343広島
14~15時くらいに広島に到着できてしまうのは、かなり激アツです。運行日と予約方法が気になりますね。
2018年度版「ムーンライトながら」運行日・料金・予約方法について
ムーンライトながらはここ数年、夏季、春季、冬季(青春18きっぷ利用期間中の一部期間)にのみ運転されている、臨時夜行列車です。
ムーンライトながらで東京から広島方面へ向かうとき|上手な切符の併用で料金をお得に
青春18きっぷ+指定席券520円の料金で乗ることができます。ただし、途中で日付をまたぐことから、18きっぷのみで行くなら2日分消費しなければなりません。
そこで、切符の併用をすれば少しだけお得になるのです。詳しく説明します。
下りの料金について(東京23:10→名古屋5:22→大垣5:50)
日付をまたぐので、普通に乗ると18きっぷを2日分消費しなくてはなりません。その場合の料金は、
「青春18きっぷ2日分(2370円×2)+指定席520円=5260円」
しかし、日付がちょうど「小田原駅」の手前で変わることから、小田原までの切符を別途用意しておけば、消費する18きっぷは1日分で済みます。その場合の料金は、
「東京から小田原まで切符(1490円)+青春18きっぷ1日分(2370円)+指定席520円=4380円」
結果として、小田原まで別途切符を買っていった方が、880円分お得になります。
ただ18きっぷは利用期間が限られているので、他に使う機会がなくて余ってしまいそうなら、ここで使ってしまった方が良い場合もあるかもしれないですね。
上りの料金について(大垣22:49→名古屋23:20→東京5:05)
上りも乗車中に日付をまたぎますので、そのまま乗れば18きっぷは2日分消費します。「豊橋駅」の手前で日付が変わります。
「青春18きっぷ2日分(2370円×2)+指定席520円=5260円」
豊橋駅の手前で日付が変わるため、豊橋までの切符の料金が、青春18きっぷを利用した場合より安いのであれば、別途切符を購入し、さらに18きっぷ1日分だけ消費する方がお得になるかもしれません。
「乗車駅(人による)から豊橋まで切符+青春18きっぷ1日分(2370円)+指定席520円」
これはお得になるかどうかは、人によります。
広島駅から乗ってきた人だったら、
「広島駅→豊橋駅」切符の料金は9610円ですので、18きっぷで全部乗ってしまった方が確実におトクです。
ちなみに、
- 「大阪駅→豊橋駅」は4750円
- 「京都駅→豊橋駅」は3670円
ですので、ここら辺の駅から東京へ帰る場合は、青春18きっぷを2日分使ってしまう方が良いということになります。
2018年度版ムーンライトながらの運行日、時刻表まとめ
全席指定席です。席はリクライニングできるシートです。
<下り(東京→大垣)>
- 運転日:2017年12月22日(金)~2018年1月2日(火)
- 運転時刻: 東京 23:10発 → 大垣 05:50着
<上り(大垣→東京)>
- 運転日:2017年12月23日(土)~2018年1月3日(水)
- 運転時刻: 大垣 22:49発 → 東京 05:05着
ムーンライトながらの予約方法
予約は指定券購入以外に方法はありません。全国のJR駅のみどりの窓口で購入、もしくは「えきねっと」で予約できます。
みどりの窓口の場合、
「乗車日1ヶ月前 午前10時」から購入できます。
えきねっとの場合、
「乗車日1ヶ月と1週間前 午前5:30」から購入できます。
また、購入するときは日付に要注意です。
同じ列車でも日付をまたいだ先の駅から乗車するときは、乗車日も1日ずれます。0時以降に発車する途中駅(大垣行きの小田原以西など)からの指定券を購入する際は、日付にくれぐれも注意してください。
ムーンライトながら指定券は5:30から奪い合い
この臨時列車、便利ですからかなりの人気列車なのです。予約が上手く取れないことが非常に多いので要注意です。
インターネット予約のえきねっとは「乗車日1ヶ月と1週間前 午前5:30」から予約が出来るようになります。
乗車希望日が決まったら、予約が可能になる日の朝5:30にパソコンの前でスタンバイしておくことがおすすめです。
割と大げさな話ではなくて、どうしても臨時夜行を利用したいなら、本気で予約を取りに行った方が良いです(笑)特に「金土日月」あたりの曜日は、秒で売り切れます。
狙い目は、水曜日らへん。
ムーンライトながら指定券を取れなかった人は新幹線の併用を考えよう
指定券争奪戦に敗れて、指定券がとれなかった場合、新幹線を途中区間併用することが考えられます。
その場合、例えば
- 東京〜名古屋(新幹線1万円ちょい)
- 名古屋〜広島(快速や普通列車で18きっぷ)
というように使うといいと思います。東京から名古屋への新幹線料金は、1万円ちょっとくらいです。
急いでいなければ、東京から広島まで全部普通列車で青春18きっぷで乗ってっちゃうのでも良いですが、やはり運行期間中であるならば「ムーンライトながら」指定券を手に入れるのが一番良い方法な気はします。ラクですからね。
✅青春18きっぷで東京から広島まで行く順路や乗り継ぎ時間、注意点を詳しくまとめた記事です。
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