善光寺の西側にある蔵元よしのやが作る日本酒は「善光寺の酒」と呼ばれて親しまれてきました。よしのやが作っているお酒には「西之門」と「雲山」がありますが、今回呑んだのは「西之門」という日本酒です。
善光寺七福神を巡っているときに立ち寄り、1本買って帰ってきました。
よしのやは「善光寺の酒」として親しまれてきた酒蔵
善光御本尊は、戦国の戦乱に巻き込まれ、戦国大名の手を転々としました。慶長3年(1598年)、豊臣秀吉によって、御本尊は信州善光寺に帰され、信州善光寺再興の時代がはじまります。
京都より御本尊を運んだ大本願第百九世智慶上人に付き従った藤井藤右門昌兼は、善光寺に定住、寛永14年(1637年)、二代目昌長が酒造業を創業しました。以来、「よしのや」は善光寺大本願に隣接する西之門町にて、酒・味噌を醸造し、「善光寺の酒」として親しまれ、今日に至ります。
善光寺に参拝したら、ぜひ一緒に飲みたいお酒です。場所も善光寺のすぐ近くなので、アクセス的にも抜群です。
(上)日本酒『西之門』純米大吟醸 300ml(アルコールは17度)。
試飲コーナーで多くの種類を飲ませてもらって、その後に買ったお土産の1本。しっかりとした甘口でフルーティー系の華やかな味でした。甘味はどっしりしています。ナッツと一緒に呑むと合います。
お値段は300mlで1500円程なので、安くはありません。ただ、店頭にはもっと高いお酒が並んでいました。気になるお酒があれば、ぜひ試飲させてもらいましょう。
よしのやは他にも、梅酒・甘酒もありますし、味噌蔵としても有名なので、お味噌を買って帰るのもアリです。あと、酒蔵の見学も無料でできますので、善光寺参拝と一緒に楽しみましょう。
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