『箱根神社』への参拝記録です。源頼朝や徳川家康も参拝している超有名神社です。芦ノ湖に向かって鳥居が立っている様子はとってもきれい。
箱根神社の境内には「九頭龍神社(新宮)」や「箱根七福神(恵比須)」もあります。御朱印は箱根神社の授与所にて3種類まとめて頂くことが出来ます。この記事では、箱根神社の御朱印、それから可愛い御朱印帳の授与時間・場所について詳しくご紹介します。
それから、境内に湧き出ている龍神水は飲めるので、ひと口飲んでみると良いでしょう。飲むとご利益があるとかないとか…。とりあえず飲んでみたので、龍神水についても解説してます。
目次
箱根神社では3種類の御朱印が一緒に頂ける!「箱根神社」「九頭龍神社」「箱根七福神 恵比須」 各300円
- 箱根神社
- 九頭龍神社
- 箱根七福神 恵比須
箱根神社では、これら3種類の御朱印(御神印)を授与所にて頂くことが出来ます。値段は各300円です。
箱根神社の御朱印授与場所(第四鳥居付近)
箱根神社の御朱印が頂ける場所は、第四鳥居のすぐそばです。駐車場の隣。箱根神社に参拝する際に、通常の入り口になっているのが第三鳥居です。
バスを降りたら、芦ノ湖沿いを箱根神社に向かって歩きます。空と湖の青と神社の緑がとても綺麗。
箱根湯本駅からバスを使って来た場合、箱根神社の入り口になるのはこちらの第三鳥居です。
そのまま道なりに、緑の中を散策。
ある程度歩くと、こちらの授与所があります。右側にずらーっと階段があり、そこを登ると拝殿に到着するので、事前に御朱印帳をここで預けてから、先へ進みましょう。
ちなみに、階段上の拝殿前にも授与所があり、お守りや絵馬はいずれの授与所でもいただくことができるのですが、御朱印が頂けるのは階段下の授与所のみですので、ご注意ください。
箱根神社は有名な観光スポットになっているので、外国人のツアー団体もいたりします。最近は、外国人の方々も御朱印を頂いていることが多いですね。特に中国人とか、台湾人に多いです。同じアジア圏だけあって、趣味も近くなるんでしょうかね。
箱根神社は御朱印所も若干、混雑することが多いので、参拝前に御朱印帳を預けておいて、参拝後に受け取って帰るということもできます。
箱根神社の御朱印の授与時間
参拝時間と同じく、9時から16時までです。ツアー団体に巻き込まれると、御朱印を頂くまでに時間がかかるので、時間に余裕を持って頂くようにしましょう。
九頭龍神社(本宮)の参拝
九頭龍神社は普段、無人の神社です。毎月13日の月次祭のときは「参拝船」が出るなど多くの人で溢れかえりますが、通常はマジで誰も人がいません。若干、遠いですからね。九頭龍神社まで徒歩で行こうとすると交通が不便でして、ちょっとしたハイキング*1になります。
▲九頭龍神社の新宮(箱根神社境内)
九頭龍神社の御朱印が箱根神社で一緒にもらえる理由は、九頭龍神社が普段無人の神社で神職が常駐していないからです。それに、箱根神社には九頭龍神社の新宮もありますしね*2。
箱根神社の本宮の御朱印
ちなみに、箱根神社の本宮は駒ケ岳山頂にあり、箱根神社本宮の御朱印は、現場でしか頂くことができません。神職がいない場合もあるので、心配な場合は事前に連絡して、時間を確認しておきましょう。
- 電話番号:0460-83-7123
箱根神社の御朱印帳(1200円) と七福神色紙(700円)
箱根神社の御朱印帳は、1300円(朱印込み)です。箱根神社の拝殿が描かれていますね。箱根神社の御朱印帳は可愛いと評判で、人気の高い御朱印帳です。裏面には、芦ノ湖と鳥居と富士山が描かれていました。
それから御朱印授与所には、箱根七福神巡りの色紙も販売されていました(700円)各寺社では、200円でこの色紙に押印していただけます。
箱根神社の龍神水(御神水)は飲める! 九頭龍神社新宮付近で汲んでみよう
箱根神社の参道、階段を上がって右手側に見えてくるのがこちらの9つの龍。龍の口からは、絶え間なく水が流れ出ています。ちょっとこわい。
九頭龍神社の新宮付近で汲むことができるこの御神水は、龍神水と呼ばれています。この龍神水は飲むことができる湧き水です。
※ 九頭龍神社の”本宮”ではお水取りは出来ませんので注意してください。
「龍神水」は、箱根大神様の鎮座す箱根山を源とし、九頭龍神が御守護り給う芦ノ湖を湧き満たす龍神甘露の霊水で、お蔭がいただけてお清めになると、お水取りの方が絶えない名水です。
龍神水を飲むと、縁結びにご利益があるといわれていまして、多くの参拝客がたくさん群がっておりました。九頭龍神社は縁結びの神様として信仰されているので、この湧き水を飲むと、恋愛運がUPするんだと。
飲んだだけで縁結びにご利益がある水って、冷静に考えてちょt(大人の規制
箱根神社の社務所、お守りを頒布しているところですね。ここでは、龍神水を入れるペットボトル(100円)が販売されています。龍神水は持ち帰り自由で、持参した空のペットボトルや水筒に入れてもOKです。
ただし、生水なので自己責任ですし、早めに飲み切りましょう。
箱根神社、芦ノ湖に立つ水中鳥居「平和の鳥居」が大きな見どころ!
箱根神社の中でも大きな見どころがこちらの「平和の鳥居」です。芦ノ湖の中に立っている鳥居で、多くの観光客が記念撮影に勤しむポイントです。
先ほどご紹介した御朱印の授与所の近くに、下りの階段があるので、そこから向かいます。鳥居へ向かう道も、とても神秘的ですよね。
このように多くの人が水中鳥居付近に集まっていました。そのため、なかなか無人の状態を撮影するのは難しいですね。必ず誰かしらは写っちゃいます。
さて、鳥居の先まで行ってみましょう。
一気に視界が開けて、しかも天気がすごく良かったので、景色が最高でした。湖の動く音がして、水辺感が非常に良い。水面に太陽が反射して、本当にきれい。そして、ちょくちょく箱根海賊船が目の前を通過するのも、箱根らしくて良いですね。
箱根神社の拝殿
拝殿へ向かう階段を登ります。背の高い大木に両脇を囲まれた参道は、幻想的な空間ですよね。しかしながら、その雰囲気を楽しむ余裕もなく、息を上げながらようやく上へ。
この階段は89段あって、厄(89)落としになると言われてる。数えることはできなかった(そんな余裕はない)
箱根神社の歴史
箱根神社は、関東総鎮守の神社で、政治家や財界などトップ層の方々にもきちんと参拝している人は多いです。「箱根を背にするものは天下を制す」とすら言われているので、関東の方々は一度は参拝しておいた方がいいかもしれません。
元々は山岳信仰の霊場だったのですが、坂上田村麻呂が戦の前に箱根神社で祈願をしたことから、勝負の神様として有名になりました。その後、源頼朝・源義経・徳川家康などなど、強めのメンバーが参拝してきたことから、さらにその信仰が強まったというわけです。
「なで小槌」3回なでて心願成就
拝殿のすぐ隣には「なで小槌」というものがあります。3回なでてから、すぐそばにある授与所で「小槌守(500円)」を受けると、そのお守りが打ち出の小槌になる、という若干スピった感じのアトラクションでございます。
箱根七福神巡り 恵比須
箱根神社の境内には、箱根七福神巡りの恵比寿社があります。休憩所「権現からめもち」の近くにあります。すぐ傍には宝物殿もありますので、箱根神社を隅々まで味わいたい方はぜひ行きましょう。拝観料は大人500円、小学生300円です。
参拝して疲れたらお食事処「権現からめもち」で麺をすする
「権現からめもち」は箱根神社の境内にあるお食事処です。店名どおり、お餅もあるけど、他には麺類があります。「俺の~」シリーズのつけ麺があるので、食べてみました。うん、旨い。
他におすすめしたいのが「龍神あんぱん」です。上述した龍神水を使ってつくられているあんぱんで、九頭龍神社本宮の月並祭で奉納されるあんぱんです。箱根ベーカリーが作っているあんぱんで、箱根のところどころで売っているのを見かけます。せっかくなのでここで1つ買ってお土産にしましょう。
私はここで買って、帰りのロマンスカーの中で食べました。生地がもちっとしていて、食べやすいあんぱんでした。ごちそうさまでした。
箱根神社のアクセス
箱根湯本駅から箱根登山バス(箱根町港方面)に乗ります。
下車するのは、「箱根神社入口」。
あとは、芦ノ湖畔沿いを歩いて行けば到着です。バス停から箱根神社までは、徒歩10分かからないくらい。芦ノ湖沿いの散歩はとても気持ちがいいのでおすすめですよ!
箱根神社の営業情報
- 住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
- 電話番号:0460-83-7123
*1:徒歩30分or参拝船(毎月13日のみ出航)orレンタサイクルで参拝することになります。
*2:九頭龍神社の本宮は多少遠くて参拝しづらいので、お参りしやすいように箱根神社の境内に”新宮”を作りました。本宮も新宮も、祀られている神様は同じです。
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