松本市にある『深志神社』の御朱印授与時間や境内の見どころをまとめました。赤に白の水玉でお馴染み松本市美術館の近くにありますので、松本の観光コースに組み入れるのもアリ。
「深志」というのは、”深き志し” という意味を持ちます。拝殿の建物の造りからも感じられる通り、天神様で親しまれている神社です。
目次
深志神社の御朱印と御朱印帳!授与時間は9時から16時45分まで
深志神社の御朱印と御朱印帳は、拝殿の右隣りにあるお守りなどを頒布している授与所で受けることができます。無人(奥にいらっしゃる)のことがあるので、ベルを鳴らして対応して頂きます。
シンプルな御朱印ですね。右上には「天神」の印が入っています。初穂料は300円。
安産祈願・お宮参り記念朱印紙
深志神社には、安産祈願・お宮参りの朱印紙というものがあります。
安産祈願で深志神社に参拝した場合、公式HPからこの朱印紙(PDF)を印刷して持参すると、日付の記入と朱印を頂くことができます。そして無事に生まれてお宮参りに来たときに再び持参すると、今度はお宮参りの日付と朱印を押してもらうことができます。
▲深志神社の授与所
深志神社の御朱印授与時間
授与時間は、9時から16時45分までです。刻んでますね。閉所する17時直前に来られてもちょっと困ります、ということでしょう。
菅原道真公11才が初めて漢詩を詠んだのに完璧な出来だった話「阿呼詠詩」の金像
境内でひときわ目立っているこちらの金ピカの像に一瞬たじろいだのですが、よく見ると「菅原道真公(11才)」なのです。深志神社の大きな見どころのひとつです。
11才のときに初めて師匠に漢詩を詠めと言われて、いきなり完璧な出来の詩を詠み上げたという、学問の神様が誕生した瞬間を表した像です。ちょうど授与所の向かいあたりにあります。探さなくてもかなり目立ってますけどね。
深志神社に祀られているのは「お諏訪さま」と「天神さま」
深志神社は、松本城と城下町一帯の守り神として信仰されてきました。お諏訪さまですね。また、菅原道真公も祀られているので「深き志しの天神様」と親しまれており、学問の願いを祈願する人も多いです。
天気も良かったので、とても気持ち良く散策できました。松本駅からある程度離れていることもあり、人が少ないです。境内は、近所っぽい方々がゆっくり散歩をしている他、目立った観光客はいません。
深志神社境内は彩色が鮮やかで細かな彫刻が施されている
拝殿はもちろんですが、神楽殿や手水舎ですら鮮やかです。見るだけでもかなり楽しめる彫刻。手水舎には御祭神の紋が2つ入っていました。右が梶の葉ですからお諏訪さま、左は梅鉢紋なので天神さまの神紋。
神楽殿は深志神社最古の建物
神楽殿です。深志神社の境内の中で、現存する一番古い建物です。元々はこちらが拝殿でした。度々改修をされ、大切に保存されてきました。
深志神社の拝殿
入母屋造りの拝殿は非常に豪華な装飾。
境内社色々
- 愛染神社
- 松尾神社
- 金山神社
- 稲荷神社
- 恵比須神社
- 楠公神社
境内社も多くあります。埼玉県の三峰神社もありました。石柱の上に小さく祠が乗っかっていて、こんな形は初めて見たのでした。
天神さまを祀っているので、神牛の像もいくつか見かけました。深志神社は、地域の様々な町内会から奉納を受けているみたいですね。このことからも、地域からの信仰が非常にあついことが分かります。
深志神社の参拝情報
- 授与所時間:9時~16時45分
- 住所:〒390-0815 長野県松本市深志三丁目7番43号
- アクセス:松本駅から徒歩25分くらい(思ったより遠かったので、バスかタクシーを使った方が楽かも)タクシーなら5分、バスなら「市民芸術館」下車すぐ。
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