『魚津諏訪神社』の御朱印を頂きました。魚津の諏訪神社は、狩猟や漁業を守護する神様として、地元で大切にされている神社です。たてもん祭りの起点会場となる場所でもあります。
普段は無人の小さな神社ですが、海に面して建てられているので、鳥居からの景色が素晴らしいということをお伝えしたいのです。
魚津諏訪神社の御朱印
長野県の諏訪大社で見かけた社紋が入っていますね。たてもん祭りのデザインも描かれています。日付は自分で入れるシステムです。初穂料300円。
魚津諏訪神社の御朱印はセルフです。書置きが拝殿の前に置かれているので、自分で初穂料を拝殿のお賽銭箱に納めます。
一応、諏訪神社の境内には社務所があるのですが、御朱印対応が出来ない為このように書置き御朱印を設置しているのだと思われますので、筆書きが良いからといってむやみにインターホンを鳴らしたりはしないようにしましょう。
この辺りは諏訪町といわれます。長野県の諏訪大社とは古くから深いかかわりがあります。かつて、魚津の浜での豊漁を願って、初魚を諏訪大社本宮に奉納する習慣があったのです。このことから諏訪神社が建立されたのでした。
▲諏訪神社へ向かう道。細い道に味があって、良きかな。
最初はもっと海に近いところに建立されていたそうですが、波で浸食されてしまうことから徐々に移転していって、現在の場所にやってきました。
魚津諏訪神社について
たてもん祭りは、国指定の重要無形民俗文化財に指定されている有名なお祭りです。毎年8月の第一金曜日・土曜日に行われます。魚津の夏の風物詩です。
たてもんは海難除災、豊漁への祈願、漁労への感謝を込めた漁民による信仰が起源と言われています。「たてまつるものの祭り」の呼び名がなまって「たてもん祭り」になったと伝えられています。
境内の中から鳥居を見ると、このように鳥居越しに富山の海の景色が見られます。これが非常に綺麗なのです。鳥居の外が海と空。
魚津諏訪神社の参拝情報
- 住所:〒937-0056 富山県魚津市諏訪町1‐16
- 拝観料:なし
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