栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、四季折々のお花を楽しむことができる人気の観光スポットです。毎年4月中旬~5月中旬頃に見頃を迎える藤の花が特に魅力的。有名な大藤だけではなく、八重藤・きばな藤・白藤のトンネルなど溢れんばかりの藤の花が園内に咲き乱れます。
目次
思う存分、藤の花を楽しめる「大藤まつり」見頃4月中旬~5月中旬
足利フラワーパークでは、藤が見頃の4月中旬~5月中旬に「ふじのはな物語~大藤まつり~」が毎年開催されており、350本以上の藤の花と5000本以上のツツジが咲き乱れます。
大藤まつり開催中の園内、藤の花をご紹介します。
大藤
あしかがフラワーパークのメインは「大藤」です。樹齢160年で、栃木県の天然記念物に指定されています。パークの中央に2本の大藤が並んでおり、藤棚の下を歩いてくぐることができます。迫力満点の大藤に目を奪われること間違いなし。
八重藤(天然記念物)
白藤のトンネル(天然記念物)
きばな藤
うす紅藤
うす紅藤の橋は「今夜、ロマンス劇場で(2018年)」という映画のロケ地です。この橋の上で綾瀬はるかさんが可憐に踊り、坂口健太郎さんがそれをカメラに収めるというシーンが映画中にあります。
大藤ライトアップが幻想的すぎる!神々しい藤の花に見惚れる
4月中旬~5月中旬までの「大藤まつり」開催期間中、園内はライトアップされ、光り輝く藤棚を鑑賞することができます。時間帯は、16:30~20:30(土日祝21:00まで)です。大藤のライトアップは、日本夜景遺産にも認定されています。
藤の他にも園内には溢れんばかりのお花
藤の花の他にもたくさんのお花が楽しめます。
藤の香りが楽しめる「藤ソフト」と佐野名物で腹ごしらえ
あしかがフラワーパークに来たら、ぜひ食べておきたいのがご当地ソフトクリーム。藤の花の香りが楽しめる「藤ソフト」は人気の商品です。ジェラート風で案外食べやすく、美味しいですよ!花の香りを抑えたい方は、バニラとのミックス味もあるのでそちらがおすすめです。
その他、佐野名物の「佐野ラーメン」「イモフライ」、足利名物の「ポテト入り焼きそば」などご当地B級グルメも楽しめます。
あしかがフラワーパークのおみやげ
あしかがフラワーパークでは、藤にちなんだ商品が目白押し。藤サイダーやフラワーエールなどのご当地商品が人気です。他にも藤の香りのするハンドクリームや化粧品、お子様向けのおもちゃやぬいぐるみも売っています。
個人的なおすすめは、藤の傘です。せっかく来たのに雨だと残念な気持ちになりますが、あしかがフラワーパークでは藤の花をデザインしたステンドガラス風のビニール傘が販売されています。とっても素敵で気分も晴れますのでおすすめです。折り畳み傘の販売もあります。
あしかがフラワーパークの歴史
現在あしかがフラワーパークにある大藤は、元々足利市中心部にありました(1991年当時)。当時から根回り3m60cm・棚面積600㎡もあり、大変立派な藤でしたが、街の再開発のために移動せざるを得なくなってしまいました。
今まで幹直径1m以上の藤移植に成功した前例が無い中で行われましたが、無事に成功し現在に至ります。日本で初めての移植成功でした。延べ2000人が大藤の移植に携わったといわれています。
あしかがフラワーパークの基本情報・アクセス
- 所在地:栃木県足利市迫間町607
- 営業時間:時期によって変動。公式サイトをご確認ください
- 入園料:時期によって変動(500~2200円)
- 定休日:毎年2月の第3水曜と木曜、12月31日は休園
- 注意点:ペット連れ入園は禁止
- 公式HP:https://www.ashikaga.co.jp/index.html
入園料は時期によって変動
あしかがフラワーパークは花の見頃によって園内の様子が変わる為、時期によって入園料が大幅に変動します。最も安い時期は大人500円で入れますが、藤の見頃になると大人2200円まで上がります。
開園時間も変動するので、行く前に公式サイトで確認しておくことをおすすめします。
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