こんにゃくえんま『源覚寺』へ参拝しました。後楽園駅から程近いので、参拝しやすかったです。
真っ赤なお堂が目を引きます。また、御朱印がちょっとアート風なデザインでもあり、おすすめですよ。
目次
こんにゃくえんまの源覚寺へ参拝
丸の内線「後楽園駅」から徒歩5分で到着です。
実はこの源覚寺、いつか行こうと思いながらも、今まで何度も通り過ぎていたんですよね。
一人で勉強したり、作業したりするときは、私はなぜかチャリで後楽園駅までぶっとばしてきて、後楽園の中のフードコートやケンタッキーへ入り浸っていました。
ついでに後楽園駅近くにある、中央大学さんの食堂を勝手にお借りしたりもしていました。その度に、本当によく通り過ぎていました(おい)そんな源覚寺にようやく参拝することができました。
「こんにゃくえんま」縁起
1751~1764のころ、眼病を患う一人の老婆が、その好物の「こんにゃく」を絶って、一心に持病の平癒を祈願したところ、大王が老婆の身替りとなってみずから一眼を盲目とせられ、一方老婆の一眼は旧にまさって、視力を回復した、
と伝えられたことから「こんにゃくえんま」あるいは「身替わりえんま」と呼ばれて、特に眼を患う人達の信仰を集めました。
「こんにゃく」は、食物としての「こんにゃく」であると同時に、「困厄」という「苦しみ、わざわい」を表する熟語にも通じます。
今も「こんにゃく」をお供えして、えんま様に身替りを請い、「困厄」から逃れようとして、お参りされる人々があとを絶ちません。
小さめのお寺ですが、見るべき個所は結構あります。
「こんにゃくえんま」さまのお堂
鮮やかすぎる。最高。ここではお参りするだけではなくて、ぜひ見ていただきたいのがこちらです。
「困厄」から逃れるための「こんにゃく」が山積みになっている
お賽銭箱の近くには、こんにゃくが山積みに!
先程の、「こんにゃくえんま」縁起のところで出てきた「こんにゃく」たちです。お寺に山積みの「こんにゃく」があるのが、珍しくておもしろいなあと思いました。
反対側には、こんにゃくいもが鎮座。
左の「こんにゃくいもです」というメモ書きから、シュールなおもしろみを勝手に感じ取ってしまい、笑いをこらえる…
小石川七福神の毘沙門天を担当している
”小石川七福神”なるものが存在しているのを初めて知りました。源覚寺には、小石川七福神の色紙があります。寺務所で頂くことが出来ます。
写真がポンコツすぎて、超よく見えないんですが、源覚寺にはこのように小石川七福神の色紙が置いてありました。今回は、頂きませんでしたが、そのうち巡りたいと思ってます。
小石川七福神 毘沙門天のスタンプ
雑司が谷七福神みたいに、置いてあるスタンプを自分で勝手に押す、というシステムです。社務所にあります。
「塩地蔵尊」
塩地蔵尊の隣に生えていた樹のブツブツが非常に気になった……なんだこれ
汎太平洋の鐘
汎太平洋の鐘の由来
1690年に、平民たちの浄財によって作られ、源覚寺に安置されました。しかし1844年に、鐘楼を焼失。
1937年に、サイパンのお寺に新しい鐘楼が完成したので、この鐘はそちらへ運ばれました。が、その数年後の日米戦争で、鐘は行方不明になりました。
それから20年後、アメリカの金属商が所有していることが判明し、すったもんだの交渉の末、1974年にようやく源覚寺に戻ってきたそうです。歴史を持った鐘ですね。
こんにゃくえんま源覚寺の寺務所
入口入ってすぐに見えるので、分かりやすいです。御守り、御朱印、さっきの小石川七福神の色紙などなど、全部こちらで頂けます。
こんにゃくえんま源覚寺の御朱印
画数が多い漢字であるため、アートっぽくなっていますね。とても素敵です。
こんにゃくえんま源覚寺の御朱印の種類と値段
2種類あります。各300円です。
- 「蒟蒻閻魔」
- 「毘沙門天」
「毘沙門天」は、小石川七福神を巡るときに頂きたいなと思ったので、今回は「蒟蒻閻魔」さまの御朱印だけ頂きました。また近いうちに来ます。
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id:kedamatoriko
>>けだまさんへ!
シロクマノートに興味持ってくれて、超嬉しいですありがとうございます!
けだまさんだったら、スタンプあっという間に集まりそうですねwwwヽ(^ω^)ノ
このこんにゃくの記事の一番最後のところに、シロクマノートのリンク貼りましたので、よかったらどうぞ!
それから、喫茶店まとめありがとうございました!!超保存版でした( ゚Д゚)!!